年内に不用品を処分するには何月までに予約?粗大ごみの年末締切と業者の混雑【14市区を調査・2026年】
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- 市区の粗大ごみはふだんでも申込から収集まで2週間〜1か月。年内に出すなら11月中の申込が目安です
- 首都圏14市区の公式発表を調べると、電話受付は12月26日〜28日ごろに締切、持ち込みは12月27日〜31日が最終日でした(昨年実績)
- テレビ・冷蔵庫など家電4品目は市区では出せず、量販店の引き取りも年末は止まりがち。年末に使える方法を比較しました
著者:臺 真樹(株式会社パワーセラー代表・創業21年)|当サイトの調査・選定ポリシー
「年内に家を片付けてすっきりしたい」「年明けに引越すので、その前に大きな家具を処分したい」――そう考えて12月に入ってから粗大ごみを申し込むと、収集日が年明けになってしまうことがよくあります。市区の粗大ごみはもともと予約制で順番待ちがあり、12月は申込が集中するうえ、年末年始は受付そのものが止まるためです。
この記事では、年内に不用品を処分するには何月までに何をすればよいかを、首都圏14市区の公式サイトで確認した年末年始の締切とあわせて解説します。不用品回収業者に年内で頼むときの注意点も、同業者の立場からまとめました。
結論:年内に処分するなら11月中に動き出す
処分の方法ごとに、年内に間に合わせるための「動き出す時期」の目安は次のとおりです。市区の公表している待ち日数と年末の締切から逆算しています。
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| 処分の方法 | 動き出す目安 | 理由 |
|---|---|---|
| 市区の粗大ごみ(戸別収集) | 11月中に申込(遅くとも12月上旬) | ふだんから申込から収集まで2週間〜1か月かかり、12月は申込が集中。電話受付は12月下旬に締め切られる |
| 市区の処理施設への持ち込み | 予約制の施設は12月中旬までに予約 | 年内最終日は12月27日〜31日ごろ。最終週は長い待ち時間が出る |
| 家電量販店の引き取り(家電4品目) | 買い替えなら12月中旬までに注文 | 年末年始は大型品の配送・リサイクル回収が止まる・遅れる店がある |
| 不用品回収業者 | 日にちを決めたいなら11月中に見積もり | 12月の土日と最終週に依頼が集まりやすい。写真見積もりなら当日の段取りが早い |
とくに注意したいのは、「12月に入ってから申し込めば間に合う」とは限らない点です。次の章で、市区ごとの具体的な締切を見ていきます。
なぜ年末は粗大ごみの予約が取りにくいのか
理由は3つあります。
- ふだんから順番待ちがある:新座市は「申込から収集まで1か月程度」、さいたま市は「1カ月程かかる場合も」、杉並区は「2週間から3週間程度」、横浜市は「2週間程度」と公式に案内しています。朝霞市の予約状況ページでは、10月中旬の申込分の収集日が約4週間先になっていました
- 12月は申込が集中する:大掃除や年末の片付けで依頼が増え、横浜市・千葉市・朝霞市・川口市などが「年内に収集できない場合がある」と公式に注意を出しています
- 年末年始は受付が止まる:電話受付はおおむね12月29日〜1月3日が休みで、曜日の並びによっては12月26日(金)が年内最後の受付日になる市もあります
つまり、ふだんの待ち日数に年末の混雑と受付休止が重なるため、12月中旬以降に申し込むと年明けの収集になりやすいのです。

14市区の粗大ごみ 年末年始の締切一覧
当社の主な対応エリアの14市区について、各自治体の公式サイト・広報紙で確認した年末年始の扱いをまとめました(2026年10月21日確認)。2026年末の日程は、ほとんどの市区がまだ発表していません。表の日付は昨年(2025年末〜2026年始)の実績で、例年11月中旬〜12月に広報紙や公式サイトで発表されます。
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| 自治体 | ふだんの待ち日数(公式) | 戸別収集の年末(昨年実績) | 持ち込みの年末(昨年実績) | 年始の再開(昨年実績) |
|---|---|---|---|---|
| 朝霞市 | 記載なし(10月中旬時点の予約状況で約4週間先) | 申込は12月26日(金)まで。収集は12月29日〜31日(曜日コース別) | クリーンセンター 12月27日(土)正午まで(土曜は予約制) | 申込・持ち込みとも1月5日(月) |
| 新座市 | 申込から1か月程度 | 平日のみ。年内最終日の記載なし | 環境センター 12月30日(火)まで。12月27日以降分は12月26日16時までに予約 | 持ち込み1月5日(月) |
| 和光市 | 記載なし(電子申請は2〜3営業日で収集日を通知) | 平日のみ。年内最終日の記載なし | 清掃センター 12月27日(土)正午まで(予約不要・最終日は例年大混雑) | 12月28日〜1月4日は休業 |
| 志木市 | 2週間以上かかる場合あり | 申込は12月26日(金)17時15分まで | 富士見環境センター 12月30日(火)16時まで(予約は12月26日16時まで) | 1月5日(月) |
| 所沢市 | 2週間程度かかる場合あり | 受付センターは12月29日〜1月3日休業 | 西部クリーンセンター 12月30日(火)まで。東部は2026年12月27日(日)の臨時受入を発表済み | 1月5日(月) |
| さいたま市 | 1か月程かかる場合あり | 電話は1月1日〜4日休止、インターネットは通年受付 | 12月31日(水)まで(完全予約制・前日17時まで) | 1月1日〜3日は持ち込み休み |
| 川口市 | 記載なし | 申込は12月26日(金)まで。混雑で年明け収集になる場合あり | 朝日環境センター(予約は2週間前〜前日まで・当日不可) | 申込1月5日(月) |
| 練馬区 | 記載なし | 電話は12月29日〜1月3日休み。インターネットは24時間 | 資源循環センター(年末日程の記載なし) | ― |
| 板橋区 | 記載なし | 収集は12月30日(火)午前まで | 西台粗大ごみセンター 12月30日(火)午前まで | 1月4日(日) |
| 中野区 | 記載なし | 受付センターは12月28日〜1月4日休業(インターネットは可) | 持ち込みの案内なし | ― |
| 杉並区 | 2週間〜3週間程度 | 受付は12月28日(日)まで | 指定の日曜のみ(年末日程の記載なし) | 受付1月4日(日) |
| 世田谷区 | 記載なし | 電話は12月28日〜1月4日不可(インターネットは可) | 船橋粗大ごみ中継所・土日(年末日程の記載なし) | ― |
| 横浜市 | 受付から2週間程度 | 電話は12月30日(火)まで。インターネット・LINEは期間中も受付(返信は1月5日以降) | 自己搬入ヤード 12月30日(火)正午まで(要申込) | 1月5日(月) |
| 千葉市 | 約1〜2週間(集中時は2週間以上) | 収集・申込とも12月27日(土)まで | 12月27日(土)まで(新浜リサイクルセンターは12月後半に1時間半〜2時間待ちの目安) | 1月5日(月) |
※「記載なし」は公式サイト・広報紙で確認できなかった項目です。2026年は12月26日が土曜日のため、昨年「12月26日(金)締切」だった市区は、今年は締切日が前倒し・後ろ倒しになる可能性があります。必ずお住まいの市区の最新の発表を確認してください。
表から分かる傾向は次の3点です。
- 電話受付は12月最後の平日ごろで締め切り、1月4日〜5日ごろに再開する市区が多い
- 持ち込みの最終日は市区で4日も違う。千葉市・和光市・朝霞市は12月27日(土)と早く、さいたま市は12月31日まで受け付けた
- インターネット申込は年末年始も受け付ける市区が多いものの、収集日の連絡や収集そのものは年明けになる
各市区のふだんの出し方・料金は、埼玉県・東京都・千葉県・神奈川県の粗大ごみまとめ記事で市区ごとに解説しています。
家電4品目は年末どうする?量販店の引き取りも止まりがち
テレビ・エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(衣類乾燥機)は家電リサイクル法の対象で、どの市区でも粗大ごみには出せません。買い替えなら購入店、処分だけなら買った店か家電リサイクル券を使った指定引取場所への持ち込み、または許可を持つ業者への依頼になります(詳しくは「家電リサイクル法とは?対象4品目・リサイクル料金・処分方法」)。
年末に注意したいのが、家電量販店も年末年始は大型品の配送や引き取りが細くなることです。量販店6社の公式サイトを確認したところ、ビックカメラは昨年の年末年始に「冷蔵庫・洗濯機などの大型商品や、リサイクルの注文は出荷・お届けができない地域がある」と案内し、ヤマダ電機は以前の年末年始に自社配送を12月30日〜1月5日に休み、12月23日以降の設置商品の注文は年明けの手配になる場合があるとしていました。ほかの4社は年末年始の具体的な案内を出していませんでした。
冷蔵庫や洗濯機を年内に買い替えるなら、12月中旬までに注文して配送日を押さえるのが安全です。量販店ごとの回収料金は「家電量販店6社の家電回収料金を比較」で比べています。

年末に使える処分方法を比較
| 市区の粗大ごみ | 持ち込み | 不用品回収業者 | |
|---|---|---|---|
| 費用 | 安い(1点数百円〜2,000円程度) | さらに安い市区が多い | 品目・量に応じた回収料金 |
| 年末の日程 | 12月は予約が埋まりやすく、年明けになることも | 最終週は長い待ち時間 | 空きがあれば希望日に1回で完了 |
| 家の中から運ぶ | 不可(玄関先まで自分で出す) | 自分で積んで運ぶ | 2階・重い家具も運び出し |
| 家電4品目 | 出せない | 出せない(指定引取場所は別) | 一緒に引き取れる |
| 点数 | 1回5〜6点までの市区が多い | 1回10〜15点などの上限あり | 家1軒分でも対応 |
| 向いている人 | 数点で、11月中に申し込める | 車があり、自分で積める | 量が多い・家電がある・日にちを決めたい |
数点だけなら市区の粗大ごみがいちばん安く済みます。一方、量が多い、家電4品目がある、家の中から運び出せない、年内の日にちを確実に決めたいという場合は、業者に頼んだ方が結果的に早く安く片付くこともあります。自分で運べない場合の考え方は「粗大ごみを自分で運べないときは?」で詳しく解説しています。

不用品回収業者に年内で頼むときの5つのコツ
12月は不用品回収業者にも依頼が集まり、とくに土日と最終週は予約が埋まりやすい時期です。年内に確実に終わらせるために、次の点を押さえておくと話が早く進みます。
作業前
作業後戸建て1軒分の家財を1日で撤去した当社の現場(朝霞市三原・2026年10月作業)。事例:【朝霞市三原】戸建て1軒分の家財を1日で撤去
1. 写真で見積もりを取る
処分したい物をスマートフォンで撮って送れば、訪問見積もりを待たずに金額と作業日を決められます。部屋全体が分かる写真と、大型の家具・家電を1点ずつ撮った写真があると、金額の幅が小さくなります。

2. 搬出経路を伝える
何階か、エレベーターの有無、階段の幅、トラックを停められる場所を最初に伝えると、必要な人数と車両がその場で決まります。当日になって「人手が足りない」「車が入れない」となると、年内に作業し直す日が取れないこともあるため、当社でもご予約の時点でこれらを伺うようにしています。

3. 候補日を複数出す
「12月の土曜日だけ」と絞ると埋まっている可能性が高くなります。平日の午前、11月中など、立ち会える日を2〜3日挙げておくと、年内の予約が取りやすくなります。
4. 売れそうな物は先に分けておく
製造から年数が浅い家電や、状態のよい家具は買取の対象になることがあります。買取できる物があれば回収料金と相殺できるため、見積もりのときに一緒に伝えましょう。家電の買取の目安は「家電の買取は何年落ちまで?」にまとめています。
5. 当日の追加料金の扱いを確認する
年末は急いで業者を探すため、料金の確認がおろそかになりがちです。「トラック積み放題○円〜」の広告で申し込んだのに、作業後に高額を請求されたという相談は、消費者庁や国民生活センターも注意を呼びかけています。作業の前に総額を書面やメッセージで確認し、点数が増えたらその場で金額を出してもらうのが基本です。当社でも、現地で点数が変わった場合は作業前に金額をご提示し、ご了承をいただいてから運び出しています。業者選びの注意点は「不用品回収の危険な業者・ぼったくりを避ける方法」と「不用品回収業者の許可の見方」も参考にしてください。
年内に間に合わなかったときは
市区の受付・持ち込みは、どこも1月4日〜5日ごろに再開します。ただし休み明けは電話が非常につながりにくく、朝霞市・さいたま市・川口市などが「休み明けは申込が多い」と注意を出しています。年明けに出すと決めた場合も、インターネット申込ができる市区なら年末のうちに申し込んでおくと、順番待ちの列に早く並べます。
また、1月〜3月は引越しの時期と重なり、ふたたび粗大ごみの申込が増えます(杉並区・世田谷区・板橋区は3〜4月の混雑を公式に案内)。「年明けにやろう」と先送りするほど、次の混雑期に近づくことも覚えておきましょう。
よくある質問
Q. 12月に入ってから粗大ごみを申し込んでも、年内に間に合いますか?
市区と申し込む時期によります。ふだんでも2週間〜1か月待ちの市区が多く、12月は申込が集中するため、12月中旬以降の申込は年明けの収集になる可能性が高いと考えてください。千葉市は昨年、収集・申込とも12月27日(土)で締め切っていました。
Q. 2026年の年末の締切はいつ分かりますか?
例年、11月中旬〜12月に各市区の広報紙や公式サイトで発表されます。昨年は板橋区が11月15日、練馬区が11月17日、杉並区・世田谷区が12月上旬に案内していました。所沢市の東部クリーンセンターは、2026年12月27日(日)の臨時受入をすでに公表しています。
Q. 年末年始もインターネットなら申し込めますか?
横浜市・さいたま市・練馬区・中野区・世田谷区などは、電話受付が休みの間もインターネットで申し込めます。ただし収集日の連絡や収集そのものは年明けになります。
Q. 年末の持ち込みはどのくらい混みますか?
千葉市の新浜リサイクルセンターは、12月後半〜1月前半の繁忙期に1時間半〜2時間待ちが目安と案内しています。和光市は年内最終日の12月27日が例年大変混雑するとして、早めの持ち込みを呼びかけていました。
まとめ
年内に不用品を処分するなら、市区の粗大ごみは11月中、持ち込みの予約は12月中旬まで、量販店での買い替えも12月中旬までが目安です。ふだんの待ち日数に12月の混雑と年末年始の受付休止が重なるため、12月に入ってからでは間に合わないことがあります。
量が多い、家電がある、2階から運び出せない、日にちを確実に決めたいといった場合は、早めに不用品回収業者の見積もりを取っておくと安心です。パワーセラーでは、写真でのお見積もり、家の中からの運び出し、家電4品目の引き取り、買取との相殺まで承っています。

年内の片付け・不用品回収のご予約はお早めに
お写真を送っていただければ、お見積もりと作業日をまとめてご案内します。12月は予約が埋まりやすいため、年内をご希望の方はお早めにご相談ください。
この記事を書いた人

著者プロフィール
私、株式会社パワーセラー代表取締役の臺 真樹(うてな しんじ)が本記事を執筆・監修しています。2005年の創業以来20年以上、自ら現場に立ち、累計で数十万件規模の不用品回収・買取・遺品整理に携わってきました。本記事は、年末の片付けのご相談に日々対応している現場経験と、各自治体の公式サイト・広報紙の確認結果をもとにまとめています。あいおいニッセイ同和損保(上限1億円)加入、古物商許可431090015198・産業廃棄物収集運搬業許可(法人・事業所の廃棄物:東京都 第1300150656号/埼玉県 01102150656/千葉県 第01200150656号/神奈川県 01400150656)保有。代表はNPO法人ロータスチルドレンの理事として、マニラのスラム街で教育支援「TERAKOYA」を運営。詳しいプロフィールはこちら|当サイトの調査・選定ポリシー
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