粗大ゴミを自分で処分する方法とは?6つの処分方法と注意点
大がかりな模様替えや家具の買い換え、転居の際などには粗大ゴミが発生します。粗大ゴミの処分ルールを理解したうえで、できるだけ費用を掛けずに処分したいところです。
1~2個程度の少数の粗大ゴミなら自分で処分してしまうのがよいですが、まとまった数のゴミが発生するなら、不用品回収業者を利用するのも一案です。今回の記事では、粗大ゴミの処分方法についてまとめました。大きなゴミの対処法にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
粗大ゴミとはどのようなもの?
1辺30cmの四角に収まらないゴミを粗大ゴミと呼ぶのが一般的です。ただし、具体的なサイズのルールや大きなものを分解した場合の対応などは自治体によって異なります。必ず事前に自分が住む自治体のルールを確認しましょう。
また、家電リサイクル法が適用される製品は大きさに関わらず粗大ゴミでは処分できません。家電を処分する際には、同法適用の家電に該当するか見ておいてください。
1辺30cm~40㎝以上のゴミを粗大ゴミと呼ぶケースが多い
市町村によって異なりますが、調べると「1辺30cm以上」と「1辺40㎝以上」のゴミを粗大ゴミと呼んでいる自治体が多いです。ただし、一様ではなく、1辺50cm以上とする自治体も見られます。基本的に、1辺でも指定の長さを越えれば粗大ゴミとして扱われます。
なお、定められた寸法以下のゴミについては可燃ゴミか不燃ゴミとなります。処分するものの素材を確認したうえで、適切な区分で処分しましょう。
分解した場合のルールが自治体によって異なる場合も
大きな処分品を粗大ゴミに該当する寸法以下に分解した場合の対応は、自治体によって異なります。特に特記事項がなければ、サイズの要件を満たせば粗大ゴミに出す必要はなく、可燃ゴミ・不燃ゴミで出せます。
一方で、東京都新宿区の例のように、もともと粗大ゴミに該当する処分品は、解体したとしても粗大ゴミで出すルールとなっている場合も。(参考:東京都新宿区粗大ごみ処理手数料一覧)解体により通常のゴミで出せるなら、その方が処分費用を抑えられる可能性もあります。自治体のルールを確認して、効率的な方法で処分してください。
自治体によってルールが異なる場合もあるので、確認が必要
分解した場合のルールをはじめ、粗大ゴミの出し方や該当ルールは自治体によって異なります。例えば他地域から転居してきた方の場合、前の地域のルールが適用できない場合が多いので、必ず入居先の粗大ゴミルールを確認しておきましょう。
寸法の他にも、粗大ゴミの料金の支払い方や支払い窓口、処分所への直接申込の可否など、細かいルールが異なります。自治体によっては、粗大ゴミ手数料の減免や、高齢者および体が不自由な方向けに処分品の搬出を対応してくれる自治体も。あらかじめ詳細を確認して、スムーズに処分を進めてください。
家電リサイクル法が適用される製品は粗大ゴミでは処分できない
家電リサイクル法で定められた家電は、サイズに関わらず粗大ゴミでの処分ができません。以下の家電が該当します。
- エアコン
- テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
- 冷蔵庫・冷凍庫
- 洗濯機・衣類乾燥機
これらの家電を処分するときには、家電を扱う電器屋さんに相談するか、家電リサイクル法該当の家電処分が可能な業者に依頼しなければなりません。いずれにしても、家電リサイクル料金が発生するため、処分方法とともに料金も確認しておきましょう。
自分で粗大ゴミを処分する方法3つ
粗大ゴミを自分で処分する方法は、大きく分けて3つあります。
- 自治体の粗大ゴミルールに従って出す
- 自分で処理場に持ち込む
- 他人に譲る・ジモティーで譲る
それぞれの処分方法について詳しく紹介します。
自治体の粗大ゴミルールに従って出す
粗大ゴミは自治体のルールに従って出すのが最もオーソドックスな処分方法といえます。出し方や費用は自治体によって異なるので、事前に処分方法を確認しましょう。
一般的なケースとしては、粗大ゴミの回収日が決まっていて、その日までに粗大ゴミ処理用のチケットなどを購入します。チケット購入料金が粗大ゴミの処分料金です。
そして、粗大ゴミを回収してもらう日を自治体や代行業者等に連絡して、当日は処分場まで運搬してもらいます。なお、自分で処分場に持っていくことで、費用を減免できる自治体も少なくありません。
自治体の粗大ゴミルールに従って出すメリット
自治体の制度で粗大ゴミを出すメリットは次のとおりです。
- 低コストで処分できる
- 予約が入ればスケジュールに従って処分が完了する
具体的な価格は自治体や処分する粗大ゴミの種類によりますが、多くの場合数百円〜1000円程度で処分が可能です。一点〜数点程度の少数であれば民間の業者を利用するよりもコストを抑えられる場合が多いでしょう。
また、粗大ゴミは予約を入れたうえでその日に処分してもらう仕組みとなっています。予約さえ取れれば確実にその日に処分が完了します。引越しを控えている場合など処分すべき期限が明確な場合には便利です。
自治体の粗大ゴミルールに従って出すときの注意点
自治体の粗大ゴミを出すときの注意点は以下のとおりです。
- サイズが大きすぎると対応できない場合も
- 少なくとも自宅前までは搬出が必要
- 混んでいると予約が先になる可能性も
自治体の粗大ゴミのルールでは、しばしばサイズの上限が決まっています。例えば東京都北区の場合は、一辺が180cmを超えるものは収集してもらえません。
また、自治体によって対応が異なりますが、少なくとも家の前までは粗大ゴミを搬出する必要があります。自治体によっては回収場所が決まっていて、そこまで運搬しなければならない場合もあります。
自治体の粗大ゴミの日は限られているため、引越しシーズンなど混雑するタイミングには予約が取りにくくなる恐れも。処分が必要になったら早めに予約してしまうのが一案です。
東京都世田谷区の事例
東京都世田谷区の場合の粗大ゴミの処分プロセスは次のとおりです。
- 粗大ごみの名称・大きさ・数量を確認
- 回収場所を確認
- インターネット・電話、チャットで粗大ゴミ処分を申し込み
- コンビニエンスストア等で世田谷区「有料粗大ごみ処理券」(シール)を購入
- 購入した「有料粗大ごみ処理券」を貼って出しておく(処理券には「収集日」と「氏名または受付番号」 を金融)
なお、予約した当日の午前8時までに出すのがルールです。
自分で処理場に持ち込む
多くの自治体では、自分で粗大ゴミを処理場まで持ち込んで処分することも可能です。業者が運搬しない分、処分費用を安く抑えられるケースが多いと言えます。一方で、自分で処理場に持ち込むときにも予約が必要な自治体が多いので注意しましょう。
自分で処理場に持ち込むことのメリット
自分で処分場まで持ち込むメリットは次のとおりです。
- 処分費用を抑えられる
- 時間の制約が緩くなる場合も
持ち込みによる粗大ゴミ処分に対応している自治体は、多くの場合持ち込んだ方が処分費用が安くなります。これは、自宅周辺から処分場まで運搬する分のコストがかからないためです。処分費用を少しでも抑えたいなら、持参して処分するのは有効な手段のひとつといえます。
また、通常の粗大ゴミよりも時間の制約が緩くなる場合もあります。自治体によっては、粗大ゴミの回収時間が早朝に設定されているケースも少なくありません。通勤・通学で忙しいと回収時間に合わせるのが難しい方もいるでしょう。
その点、持参については日にちを指定すれば、持参の時間はある程度融通がきく場合もあります。具体的なルールは自治体によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
自分で処理場に持ち込むときの注意点
自分で処分場に持ち込むときの注意点は次のとおりです。
- 自治体によっては対応していない
- 事前予約が必要な自治体が多い
- 運搬手段がないと選択できない
自治体によっては、個人での粗大ゴミ持参に応じていない場合もあります。また、対応可能な場合も事前予約や手続きが必要なケースが多いです。いきなり持参しても回収してもらえない可能性があるので注意しましょう。
また、根本的に処分場まで運搬できなければこの手段は取りようがありません。大型車や軽トラックなどを所有している方が、選択しやすい方法といえるでしょう。また、粗大ゴミが大きければ、個人での運搬は困難な場合もあります。
世田谷区では不用品を持ち込める?
世田谷区の場合は、事前申込をすれば区内の清掃施設に持ち込めます。大きな車を所有している方は、ぜひ検討してみましょう。申し込みは電話やインターネットなどを通じて可能です。
世田谷区の場合は、予約時には日にちだけを設定すればよく、午前9時~正午および午後1時〜3時30分の間の任意のタイミングで持ち込めます。費用には下限を200円として、収集による処分の場合の半額程度の費用となります。
他人に譲る・ジモティーで譲る
自治体の制度を利用する以外では、他人に譲る・ジモティーで譲渡先を探すなどの方法があります。うまく譲渡先がみつかれば、費用をかけずに粗大ゴミの譲渡が可能です。
処分しようとしている家具・家電などの保存状態が良い場合は、粗大ゴミで処分する前に譲る相手がいないか考えてみましょう。
他人に譲る・ジモティーで譲るメリット
他人に譲る方法のメリットは次のとおりです。
- 費用がかからない
- 謝礼をもらえる場合も
- ゴミを無駄に増やさずに済む
他人に譲る場合、少なくとも相手に費用を支払うことは考えにくく、梱包や運搬の手間を除けば費用をかけずに処分可能です。むしろ、相手にとって必要性の高いものだったり、状態の良いものだったりすれば、謝礼などをもらえる可能性もあるでしょう。
また、譲渡先がいるということは、その不用品は「まだ使える」ことを意味します。不用意にゴミを増やさずに済むというのもメリットと言えるでしょう。
他人に譲る・ジモティーで譲るときの注意点
他人に譲るときの注意点は、次のとおりです。
- 梱包・運搬手段を確保する必要がある
- 譲渡先が見つかるまで処分できない
- 状態が悪いとトラブルになるリスクも
知人に譲るにせよジモティーを活用するにせよ、自分たちで梱包し搬出・運搬する必要があります。自前でやるとなると手間がかかりますし、業者に頼んでしまうとかえってコストがかかります。親しい相手なら、取りに来てもらうことを相談するhのもひとつの方法です。
また、譲渡先が見つかるまでは処分が完了しません。特にジモティーを利用する場合は、その不用品を必要とする方が現れるまで待つ必要があります。処分まで時間がかかっても問題ない方のみ選択しうる方法と言えるでしょう。
譲渡した不用品の状態が悪いと、相手先とトラブルの元となることも。明らかに使えない、破損しているものの譲渡は避ける、相手に正直に状態を伝えるなどの工夫で、不要なトラブルを避けましょう。
不用品を買い取ってもらう方法2つ
粗大ゴミとして処分するほか、不用品を買い取ってもらう方法もあります。主に次のふたつの方法を選択可能です。
- リサイクルショップ・買取業者を利用する
- フリマアプリ・オークションサイトを利用する
それぞれの方法について、詳しく紹介していきます。
リサイクルショップ・買取業者を利用する
家具などの粗大ゴミはリサイクルショップ・買取業者を利用して処分することも可能です。不用品の状態が良ければ、現金収入を得られます。
店舗で査定してもらう場合は運搬が大変ですが、スタッフが自宅まで来訪して出張査定してくれる業者もあります。ただし、状態が悪ければ買取を拒否される可能性もある点には注意が必要です。
リサイクルショップ・買取業者を利用するメリット
リサイクルショップや買取業者を利用するメリットは、次の通りです。
- 現金収入が手に入る
- スタッフが搬出・運搬してくれる業者も
- 値段がつけばスピーディに処分が完了する
状態がよく買取対象になる不用品であれば、現金収入が手に入ります。粗大ゴミや不用品回収業者を利用するとむしろコストがかかるため、限りなく0円に近い価格でも、買い取ってもらえるなら依頼した方が経済的です。
リサイクルショップや買取業者によっては、出張査定・買取に対応しています。これは、スタッフが自宅まで来訪して査定し、査定額に納得すればその場で不用品を引き取ってくれるサービスです。搬出・運搬の手間を一切かけずに処分できるのが魅力といえるでしょう。
買取対象となる場合、店舗に持参すればその日に売却が完了します。事前に予約が必要な処分方法と比べると、短期間で処分が完了する場合も少なくありません。
リサイクルショップ・買取業者を利用するときの注意点
リサイクルショップや買取業者を利用するときには、次のポイントに注意しましょう。
- 状態が悪ければ買い取ってもらえない可能性も
- 複数店舗回っても売れなければ二度手間になる
リサイクルショップや買取業者は、他の方への売却が困難と判断した不用品は買い取りません。状態が悪い、使用する人が少ない不用品などは、買い取ってもらえないリスクが高いでしょう。
ある店舗で買取不可でも、ほかの店舗では対応してもらえる場合もあるため、買取不可だった場合は複数店舗に査定依頼する方が多くみられます。しかし、万が一どの店舗でも買い取ってもらえなければ、結局改めて粗大ゴミなど処分を検討することになるため、手続きが二度手間になってしまいます。
フリマアプリ・オークションサイトを利用する
フリマアプリやオークションサイトを利用するのもひとつの方法です。出品して買い手がつけば、リサイクルショップ・買取業者での売却が難しい不用品も売れる場合があります。一方で実質的に個人間の取引となるため、商品に関するトラブルなどには充分に注意しましょう。
フリマアプリ・オークションサイトを利用するメリット
フリマアプリやオークションサイトのメリットは次のとおりです。
- リサイクルショップで売れない不用品も売れる可能性がある
- Webサイトに掲載してじっくり買い手を探せる
- 運搬料を負担してもらえる場合も
フリマアプリやオークションサイトは、幅広い人を対象に買い手を募れます。ときにはリサイクルショップで買取が難しいような商品の買い手が見つかる場合もあるでしょう。また、需要が高ければ高値で売却できるチャンスもあります。
リサイクルショップ・買取業者は、住む地域によって依頼できる業者数に限りがあります。Webサイトに掲載するフリマアプリやオークションサイトなら、不特定多数を対象にじっくりと買い手が現れるのを待つことができます。
フリマアプリやオークションサイトは、運搬料を相手に負担してもらえる場合もあります。明示的には難しくても、売却希望価格を高めに設定して実質的に運搬料を吸収することも可能です。
フリマアプリ・オークションサイトを利用するときの注意点
フリマアプリ・オークションサイトを利用するときは次の点に注意しましょう。
- 買い手が現れるまで処分できない
- 運搬・梱包の方法を調整する必要
- 商品の状態が悪いとトラブルの元になることも
フリマアプリ・オークションサイトは、買い手が現れるまで処分できません。メルカリやYahoo!オークションなどの大手サイトとなると、膨大な商品が出品されています。
そのなかから買い手の注目を集めて、買い取ってもらうのは容易ではありません。処分を早めに完了させる必要がある場合には、必ずしも適した方法とは言えないでしょう。
運搬・梱包を自分たちで対応する必要があるため、方法を調整する必要があります。自分で進める場合は手間がかかりますし、業者に依頼すればコストがかかります。買取手負担にできないか相談するか、梱包・運搬コストを加味した価格での売却を考えましょう。
個人間の取引であるが故に、商品の状態が悪くトラブルになる恐れも。Webサイトに掲載する際には、悪いところを隠そうとせず、正直に情報を掲載した方が安全です。
不用品回収業者に依頼するのもおすすめ
不用品回収業者なら、粗大ゴミも家電リサイクル法に該当する不用品もまとめて処分可能です。少数の不用品処分では費用が高くつく場合もありますが、多数の粗大ゴミ処分なら、ボリュームディスカウントが働く業者も少なくありません。
なお、パワーセラーでは不用品の買取と回収の双方を行っています。以下のリンクからアクセスして、詳細を確認しましょう。
どんなときに業者へ依頼すべき?
次のようなケースでは、不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
- 粗大ゴミで引き取ってもらえない可能性があるとき
- 処分を急いでいるとき
- 処分するものの量が多いとき
- 粗大ゴミと家電リサイクル法対象製品が混在しているとき
大きすぎるもの、有害な物質を出す恐れのあるものなどは粗大ゴミで引き取ってもらえない可能性が高いです。不用品回収業者の方が、柔軟に対応してもらえるでしょう。また、処分を急いでいる時もおすすめ。粗大ゴミなどと比べてスピーディに予約をとって処分できます。
不用品回収業者は、少数の処分は割高になる場合もありますが、多数のものを一挙に処分するときには粗大ゴミより低コストで済む可能性があります。最後に、家電リサイクル法対象商品と粗大ゴミが混在しているときは、自治体の制度では二度手間に。不用品回収業者なら、双方を一括処分できるでしょう。
不用品回収業者を利用する時の注意点
不用品回収は、一定程度の処分コストがかかるため、まとめて処分するなどしてできるだけ割安になるよう工夫しましょう。また、中には正当な営業許可を持たない悪質業者もあります。
買取以外の不用品回収で、処分費用が無料になることは通常ありません。無料を装って接触してきたとしても相手にしないようにしましょう。パワーセラーのように、正当な免許を取得して運営された業者であれば、安心して利用できます。
パワーセラーでの粗大ゴミ処分費用例
パワーセラーの粗大ゴミの処分費用例は次のとおりです。
洗濯機 | 6,000円 |
ドラム洗濯機(年式による) | 無料~10,000円 |
冷蔵庫5~6ドア(年式による) | 無料~12,000円 |
液晶テレビ(液晶に割れがあるものは3,000円) | 0円(無料回収) |
プラズマテレビ | 4,000円 |
乾燥機 | 3,000円 |
エアコン(セット) | 無料回収 |
タンス・棚・机(小) | 2,000円~4,000円 |
イス(大) | 2,500円~3,000円 |
テレビ台・レンジ台 | 2,000円~4,000円 |
カラーボックス | 500円 |
こたつ・ちゃぶ台 | 2,000円~3,000円 |
鏡(姿見) (小) | 1,000円 |
天井照明・電気傘 | 1,000円 |
なお、実際には地域により8,000円〜10,000円が最低料金です。処分依頼する不用品の量が少ないときには割高になる可能性もあるので注意しましょう。パワーセラーの処分費用の詳細はこちらから確認してください。
トラックに粗大ゴミをどれくらい積める?
不用品回収業者のなかには、トラック一台分の一律料金プランがある場合も少なくありません。うまく活用すれば、個別に処分を依頼するよりも経済的です。一方で、そもそもトラックそれぞれがどのくらい積めるのかイメージしづらい方もいるでしょう。ここからは一般的なトラックに積載できる不用品のイメージをまとめました。
トラック一台で一律料金プランがある場合も
トラック一台で一律料金が設定されている不用品回収業者も少なくありません。業者としてはトラックを満載にして不用品を運搬した方が効率が良いため、このような料金プランがしばしば設定されています。
なお、パワーセラーでは軽トラック1台が25,000円、2tトラックが60,000円となっています。不用品が大量にある場合は、一律料金を活用すればコストを抑えて不用品を処分できるでしょう。パワーセラーで不用品処分を検討する方は、こちらから詳細を確認してみてください。
軽トラックで積める量の目安
軽トラック1台分の積載量の事例は次のとおりです。
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- テレビ
- テレビ台
- 掃除機
- 電子レンジ・ガスコンロ
- 衣類・衣装ケース、チェスト中型
- カラーボックス2個、ハンガーラック1個
軽トラックでも一人暮らしや荷物の少ない2〜3人程度の夫婦・家族なら事足りるケースも少なくありません。
2tトラックで積める量の目安
パワーセラーにおいて、2tトラックで運搬した不用品の目安は次のとおりです。
- 東芝426L 5ドア冷蔵庫
- ビートウォッシュ7.0kg全自動洗濯機
- キッチンボード
- ソファ
- テレビボード
- ダイニングテーブル
- 布団
- エアコン
- 電子レンジ、ガスコンロ
- オーディオ
- テレビ、掃除機
2tトラックを使用すれば大型の家具・家電も入るため、家族で暮らす方でも多くの不用品を処分できるでしょう。
4tトラックが必要な量の目安
一般家庭であれば、4tもあれば引越しなどに伴う処分でも賄うことが可能です。参考までに4tトラックの積載量の目安は次のとおりとなっています。
- ダンボール(中)30個、ダンボール(小)40個
- 衣装ケース(中)10個、衣装ケース(小)10個
- 整理タンス(中)、和タンス、洋服タンス
- 冷蔵庫(大)
- 洗濯機
- ダイニングテーブル(中)、いす4脚
- 食器棚(大)
- ソファー(三人用)
- 座卓
- テレビ(大)
- ミニコンポ
- サイドボード(中)
- ジュータン3枚
- ダブルベット、シングルベッ ト2個、布団4セット
- 学習机2個
- 本棚(中)、本棚(小)
- 植木鉢(小)5個、植木鉢(中)5個
2tでどうしても納まらないほど多数の不用品を処分する場合には、4tトラックの一括サービスを利用しましょう。
粗大ゴミの処分方法の自分に適した選び方
粗大ゴミの処分方法は、次のような着眼点をもとに選びましょう。
- 処分完了に期限があるか
- 粗大ゴミの品質や使用年数
- 家電リサイクル法適用の製品はあるか
- 粗大ゴミの数は多いか
- 自分で運搬が可能か
それぞれのポイントについて詳しく紹介していきます。
処分完了に期限があるか
不用品の処分を完了させる期限が決まっている場合は、確実に間に合う方法を取る必要があります。たとえば転居に伴う処分で、今の家が賃貸の場合、契約満了までには処分を完了させることが必要です。
そのようなときに買取・売却を目指すなら、早めに動き出して買い手を探しましょう。売れないときには無理をせず、粗大ゴミや不用品回収業者を予約してください。
粗大ゴミの品質や使用年数
処分を予定している粗大ゴミの品質・使用年数も加味すべきポイントです。まだ新しく状態も良ければ、リサイクルショップやオークションサイトなどで売却できる可能性が充分に高いため、ゴミに出す前にチャレンジしてみるのがよいでしょう。明らかに値がつかない状態の不用品なら、二度手間を避けるために、粗大ゴミや不用品回収業者を利用するのがおすすめです。
家電リサイクル法適用の製品はあるか
粗大ゴミのなかに家電リサイクル法適用製品が混ざっていると、自治体での処分ではふたつの手続きが必要になり手間がかかります。
家電の処分に対応可能な業者であれば、家電とほかの不用品を一括処分してもらえるでしょう。パワーセラーのように買取と処分の双方に対応していれば、値がつく家電は買い取ってもらえるのでさらに便利です。
粗大ゴミの数は多いか
粗大ゴミの数も着目すべきポイントです。自治体での処分は、基本的に少数のゴミの処分を低コストで実行できます。一方で、ゴミの数が多いと、不用品回収業者のトラック一台での一律料金などを利用した方が安く済むケースも少なくありません。
自分で運搬が可能か
自分で不用品を運搬できるなら、自治体の処分場まで持ち込んだ方が多くの場合経済的です。また、リサイクルショップ・買取業者も、自分で店舗まで持参できた方が多くの業者に査定してもらえる可能性があります。
運搬が難しいなら、出張査定など運搬不要で処分できる方法を利用するのが便利です。また、不用品回収業者も、多くの場合スタッフが自宅から搬出・運搬してくれます。
まとめ
粗大ゴミは自治体で処分するほか、リサイクルショップ・買取業者などで売却する方法もあります。まとまった数の粗大ゴミを処分するときには、不用品買取業者を利用するのもおすすめです。処分の期限や不用品の状態などを踏まえて、もっとも合理的な手段を選びましょう。パワーセラーでは、買取と不用品回収の双方に対応しています。
不用品が売却できるか悩ましいときには、パワーセラーに相談して査定してもらうのも一案です。詳細は以下のWebサイトからチェックしてみてください。
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