布団はどのように処分すればいいの?回収処分してくれる?

「もう使わなくなった布団はどのように処分すればいいのだろう…?」とお困りではありませんか?布団は嵩張るので、不要となったらすぐに処分したいですよね。
布団を処分するには、いくつかの方法があります。ここでは、布団の処分回収方法についてご紹介していきます。自分に最適な方法を探してみてくださいね。
目次
処分方法1 ゴミとして捨てる
布団は基本的に、ゴミとして処分することができます。ただし処分方法は、「粗大ごみ」「可燃ごみ」「クリーンセンターに持ち込み」など、各自治体によって異なります。以下、関東圏の例を見てみましょう。
◯東京都渋谷区の場合
粗大ごみとして処分可能。手数料は400円。
◯東京都港区の場合
粗大ごみとして処分可能。解体・分解しても粗大ゴミとして変わりなし。
手数料は400円。持ち込みなら無料。
◯神奈川県相模原市の場合
布団の大きさに関わらず粗大ごみ。2枚まで320円で処分可能。
このように、多くの自治体では布団を「粗大ごみ」として処分が可能です。500円前後で捨てられるので、比較的安く処分できます。
もしも小さく分解できるのなら、小さく切れば可燃ごみとして処分できるケースもあります。しかし港区のように、分解しても粗大ゴミと判断されるところもあるため、注意しましょう。
可燃ゴミの場合は、小さく縛って捨てることが条件となっていますので、紐などでしっかりと結ぶ必要があります。自治体によっては最長辺の長さに制限がある場合もあるので、捨てる前には役所に確認しておくと良いでしょう。
粗大ごみの日まで待てない。すぐに捨てたい。という場合には、クリーンセンターに直接持ち込む方法があります。営業時間内であれば、受け付けてくれるでしょう。運搬する手段が必要ですが、引っ越しなどで時間がない・費用を安くしたい場合はおすすめです。
処分方法2 業者に依頼する
布団を販売している業者・大手家具販売店・購入元の店舗の中には、布団の処分回収を受け付けているところがあります。
たとえば兵庫県にある布団店では、新しく布団を購入した際には、その枚数と同数の古い布団を無料で回収してくれるサービスがあります。回収した布団はすぐに処分されるため、ボロボロのものでも引き取ってもらえます。(※参考:ふとんのつゆき)
大手家具販売店であるニトリでは、購入した家具と同数・同量の家具を3,000円(税別)にて回収してもらえます。そのためニトリで新しく布団を購入したら、古い布団を回収してもらうと良いでしょう。
このように業者に依頼すれば簡単に処分が可能ですが、「新しい商品を買うこと」が条件のところがほとんどです。布団の買い替え予定がなければ、依頼するのは難しいでしょう。
処分方法3 ネットオークションで販売する

ネットオークションを利用して布団を売れば、処分できるだけではなく、お金も得ることができます。入札が多く入れば、予想以上の高額となる可能性もあるでしょう。
しかし、落札される布団にはいくつか条件があります。
- ほぼ新品に近い状態、または未使用品
- 数回しか使用していない
- 見た目が綺麗 など
布団は中古の需要が少ないため、ほとんど新品に近い状態でないと落札されないでしょう。
また落札されたとしても、梱包から発送まですべて行わなければなりません。布団はサイズも大きいため送料も高く、高額で売れないと赤字となるケースもあります。
処分方法4 リサイクル業者に買取してもらう
ネットオークションでの販売が面倒であれば、リサイクルショップや買取業者に依頼して売ることも考えられます。
しかし前述したとおり、布団の中古は需要が少ないです。「高額・高級のブランド品」「新品同然の状態」「見た目が綺麗」などの条件が揃っていなければ、買取してもらうことが難しくなります。
ほとんどのリサイクルショップ点では、採算が取れにくい・保管コストがかかるなどの理由で、最初から布団の買取をお断りしているところが多いです。
処分方法5 不用品回収業者に依頼する
- すぐにでも布団を処分したい!
- 新しい布団の買い替えの予定はない
- 自宅まで回収しに来てほしい
そのような方には、地元の不用品回収業者に依頼する方法が最適です。
不用品回収業者は、自宅にあるさまざまな不用品を回収してもらえます。自宅まで出張してくれるので、運搬する手段を用意する必要はありません。連絡をすればすぐに対応してくれるので、引っ越しなどで急いでいるときでも便利です。
費用はやや高いですが、労力を最小限に抑える方法としてはおすすめです。
布団の回収処分の相場は?気になる費用を調べてみました

「布団を処分するときにかかる費用は?」とお悩みではありませんか?
布団はしまっておいても嵩張りますから、不要となったら早めに処分したいとお考えの方も多いと思います。布団の主な処分方法は以下の3通りです。
- 各自治体に粗大ごみとして出す
- 不用品回収業者に依頼
以下、これらの方法を利用した際の気になる費用相場について調べてみました。ぜひ、参考にしてください!
各自治体に粗大ごみとして出す場合の費用相場
■:東京都の場合
◯渋谷区
400円
ただし一辺の長さが180センチを超えるものは、180センチ以下に収まるように切断すること
高齢者や障害者の方で運び出しが困難な場合、清掃事務所が運び出しを手伝ってくれる
◯杉並区
掛け布団、敷布団、寝袋など 400円
日曜日のみ、指定の場所への直接持ち込みが可能。一点につき一律400円。
◯武蔵野市
品物ごとにポイントが決められており、ポイントの合計で料金が決定
1回の収集につき10ポイント(1,000円)が必要
布団(シングル) →2ポイント 合計1,200円
布団(セミダブル以上) →3ポイント 合計1,300円
◯多摩市
200円
◯八王子市
ポイント製。1ポイントにつき100円
布団は2ポイント
■:千葉県の場合
◯千葉市
1点につき 390円
市原市
粗大ごみ1点につき 1,230円
布団は2枚まで1点として計算
クリーンセンターに持ち込めば10キロあたり200円
◯船橋市
3枚まで 370円
◯浦安市
布団、毛布、シーツ、タオルケットまたはマットレス(スプリングなし)2枚まで 520円
■:埼玉県の場合
◯さいたま市
最大の辺が2m以内のゴミ1品につき 550円
◯川口市
1辺が40cmを超える大きさなら、粗大ごみ
1個につき 310円
◯所沢市
1辺の長さが約50cm以上なら粗大ごみ
50cm四方の大きさに切ることができれば燃やせるゴミ
一辺の長さが90cm未満の布団は500円
夏掛け布団は紐で縛り、羽毛布団は袋に入れて燃やせるゴミへ
クリーンセンターへ自己搬入の場合は50kgまで無料
◯朝霧市
布団1点 300円
費用は自治体によって大きく異なり、安くて300円、高くて1,300円ほどです。
小さく切ることができて燃やせるゴミ袋に収まるなら、燃やせるゴミとして出すことも可能です。また自治体によっては、毛布や掛け布団をそのまま燃やせるゴミへ出せるところもあります。
粗大ゴミとして出す前に、クリーンセンターや役所へ一度確認してみることをおすすめします!
不用品回収業者に依頼する場合
不要となった布団は、不用品回収業者に回収してもらうことができます。費用相場としては、1,000円〜3,000円ほどです。
自治体に回収してもらうよりも高額ですが、さまざまなメリットがあります。
◯不用品回収業者に依頼するメリット
- 自宅まで来て回収してもらえるので、手間がかからない
- 連絡すれば即日で対応してくれるところもある
- 運搬するための車がなくても安心
布団が高級羽毛品であり、購入してから2〜3年以内、状態も見た目も良好なものであれば、高く買い取ってもらえる可能性もあります。しかし使用済みの布団は敬遠されることが多いので、買取してもらえるケースはごく僅かです。
時間や手間を省きたい人や運搬用の自家用車がない方などは、不用品回収業者がおすすめですよ。当社パワーセラーにおいても、不要な布団の回収を行っております。東京・神奈川・千葉・埼玉の対象エリアを毎日巡回しておりますので、ご連絡いただければすぐにお伺い致します!
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