大型家具の処分でお困りですか?最適な方法でスムーズに解決!自治体・業者・買取を徹底比較!

今回の記事では、大型家具の処分方法のそれぞれのメリット・デメリットを紹介します。自宅にある不要な家具の処分にお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

ソファ

処分に困る大型家具とは?

引っ越しや買い替えや大がかりな模様替えの際などには、しばしば家具の不用品が発生します。自治体のルールにもよりますが、一定のサイズ以上になると通常の可燃ゴミ・不燃ゴミでは出せないため、処分に困る方も少なくありません。

さらに大型の家具ともなると、搬出・運搬方法も考慮する必要があります。大型で重い家具は、自力で自宅の外まで運び出すのも大変です。さらに処分場まで運ぶのはさらに困難を伴うでしょう。

大型家具は可燃ゴミ・不燃ゴミのような通常のゴミ収集では処分できない可能性を念頭においたうえで、自分にとって便利な方法での処分を検討しましょう。

大型家具のおすすめ処分方法8選!費用目安やメリット・デメリットも紹介

大型家具の処分方法は、次の8つの方法があります。

  1. 自治体のルールに従って粗大ゴミで処分
  2. 家具販売店の買い替えの引き取りサービス
  3. リサイクルショップ・買取業者に依頼
  4. 不用品回収業者に引き取ってもらう
  5. フリマアプリで売る
  6. 友人・知人・ジモティーで譲る
  7. リメイク・DIYで再利用
  8. 寄付する

それぞれ手間やコストが異なります。不用品の状態がよければ、むしろ現金収入が得られる方法も。自分に合った方法で処分を検討してください。

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1.自治体のルールに従って粗大ゴミで処分

大型家具の基本的な処分方法のひとつは、自治体のルールに従って粗大ゴミに出すことです。ほとんどの自治体では、一定以上のサイズの不用品は粗大ゴミとして処分する制度を導入しています。

具体的な手続きは自治体によって異なります。近年では、コンビニや公共施設などで粗大ゴミのチケットを購入したうえで粗大ゴミ回収を予約して、当日に引き取ってもらう流れとなるケースが多いです。チケットの代金が、粗大ゴミの処分料金となります。

何でも粗大ゴミで回収してもらえるとは限りません。まず、サイズの上限が決められている自治体もあり、その場合は大きすぎる不用品は粗大ゴミに出せません。また、危険物などは取り扱ってもらえないほか、家電リサイクル法が適用される商品も粗大ゴミでは出せない点に注意しましょう。

粗大ゴミで処分する費用の目安

粗大ゴミの処分料金は自治体によって異なりますが、概ね数百円~数千円程度で済むケースが多いです。一例として、埼玉県所沢市ではこのような案内がみられます。

所沢市の粗大ゴミ費用目安

  • 手数料2000円(500円券×4枚)・・・スプリング入りベッドマットレス
  • 手数料1000円(500円券×2枚)・・・一辺が90センチメートル以上の粗大ごみ
  • 手数料500円・・・一辺が90センチメートル未満の粗大ごみ

出所:所沢市ホームページ

自治体によっては、捨てる不用品によって価格が異なる場合もあります。

粗大ゴミで処分するメリット

粗大ゴミで処分するメリットは、次の通りです。

  • 少数なら低コストで処分できる
  • 予約した日に確実に処分が完了する
  • 自治体の公共サービスなので安心

自治体の粗大ゴミ処分は、多くの場合1点ごとに費用が決まっています。金額も数百円~数千円程度なので、処分するものが1点~数点程度であれば相対的に低コストで処分が可能です。

粗大ゴミではあらかじめ予約した日に、確実に処分が完了するため、予定通り不用品の処分が可能です。粗大ゴミは自治体が提供しているサービスであるため、悪徳業者とのトラブルに巻き込まれる心配がありません。安心して利用できる点もメリットといえるでしょう。

粗大ゴミで処分するデメリット

粗大ゴミで処分するデメリットは次の通りです。

  • 多数の処分では費用が高く付くことも
  • 繁忙期には処分に時間がかかる
  • 家の外までは搬出しなければならない

処分する不用品の数が増えれば、それに比例して処分費用が高額化します。たとえば、不用品回収業者ならまとめて処分するときにお得なプランがある場合も。引っ越しなどで多数の大型家具を処分するときには、不用品回収業者を利用するのも一つの方法です。

2.家具販売店の買い替えの引き取りサービス

家具の量販店によっては、新たな製品の購入と引き換えに同じ容量・数量の家具を引き取るサービスを行っている場合があります。店によっては自宅からの搬出も対応してもらえるため、利用者は重く大きな家具を持ち運ぶ手間や負担がかかりません。

店舗により引取に対応できる家具が限定されている場合もあるので、あらたな家具の購入前に引取サービスの詳細を確認のうえ、処分したい家具に対応しているかをみておきましょう。費用は次の見出しで詳しく紹介しますが、店により大きく異なり、無料で引き取ってくれるサービスもあります。

販売店で回収してもらうときの費用の目安

つぎのように、量販店によって費用は大きく異なります。数千円程度かかるところもあれば、無料で引き取るサービスを実施している店舗・サービスもあります。

店舗家具引取金額条件
ニトリ指定なし4,400円購入家具と同数量もしくは同容量
イケアソファ・マットレス無料購入家具と同数量もしくは同容量アウトレット商品は対象外
東京インテリア大型家具
(幅+丈+奥行= 300cm以上)
4,000円〜購入家具と同数量もしくは同容量
無印良品ベッド、ソファ、テーブルなど3,000円購入家具と同種かつ同数量
ベルメゾンベッド、テーブル、収納棚など無料購入家具と同数量

価格と合わせて、サービス利用の条件も確認しておいてください。たとえば、ベルメゾンは購入家具と同数量であれば引き取ってもらえますが、無印良品は購入家具と「同種」でなければなりません。たとえばソファがあったとき、たとえ購入したソファより小さいとしてもテーブルの処分は受けてもらえない可能性が高いでしょう。

販売店で回収してもらうメリット

販売店で回収してもらうメリットは次の3点です。

  • 新品と入れ替える形で処分できる
  • 無料で処分できる場合も
  • 持ち運びの必要がない

家具店での処分は、多くの場合新品を購入したときに、家具が届くと同時に不用品を引き取ってもらえます。買い換えの製品が届くまでは使用を継続し、届いたら直ちに交換できるため、大きな不用品を室内に保管しておく時間が発生しません。

家具店によっては、無料での引き取りに対応しています。たとえば、先ほどの例で言うとイケアとベルメゾンが無料です。多くの処分には処分費用がかかるため、実は家具点のサービスを利用すると処分費用を節約できる可能性があります。

また、この方法では多くの場合運搬業者が不用品を引き取ってくれます。利用者は重く大きな家具を運搬する必要がないため、手間なく処分が完了するのもメリットといえるでしょう。

販売店で回収してもらうデメリット

販売店での回収のデメリットは次の通りです。

  • 買い換えでしか処分できない
  • 処分できる家具に制約がある場合も
  • 店舗によっては粗大ゴミより割高

最大のデメリットは、買い換え時にしか処分できない点です。模様替えや引っ越しの際などは、新品への買い替えをせずに処分だけするケースも考えられますが、この方法は選択できません。

店舗により条件は異なりますが、購入家具と同種もしくは同数量など、処分できる家具の制約が強い場合もあります。同種の家具の買い替えなら対応してもらえるケースが多いですが、処分対象と購入する家具の種類が異なる場合は、あらかじめ店舗に確認しておきましょう。

店舗によっては1点あたり3,000円~4,000円程度の費用がかかります。この場合は自治体の粗大ゴミ処分より割高になります。処分費用の圧縮を目的に家具の方法を検討している場合には注意しましょう。

3.リサイクルショップ・買取業者に依頼

不要な家具の状態がよく、まだ使える場合はリサイクルショップや買取業者に売却できる場合もあります。この方法なら処分費用がかからないどころか、うまくいけば臨時の現金収入を得られるでしょう。時間を掛けて処分できる場合には、まずは買取を依頼して、値が付かなかった場合にはあらためて粗大ゴミや不用品回収業者を利用して処分するのも一案です。

店舗で査定を受ける場合には、不要になった家具を持ち込む必要があります。一方で、スタッフが自宅まで出張して査定してくれるサービスがある店舗も。これなら、自宅から店舗まで運搬する手間が省けます。自分では運べないような大型家具の買い取りも可能です。

リサイクルショップ・買取業者の買取価格の目安

買取価格の事例としてはつぎのようなものがあります。

家具買取価格
パナソニック 大型バックキャビネット ダウンウォール付き W245+W75500,000円
Poltrona Frau ポルトローナ フラウ Bosforo ボスフォロ ソファ500,000円
Ritzwell リッツウェル QX テーブル & KLINT クリント アームチェア 4脚 セット250,000円
シモンズ/最高級/カスタムロイヤル/キングベッド150,000円
松創 最高級 和箪笥 衣装タンス86,000円

高級品で状態が良ければ、上記のように高価買取が実現する場合も。一方でパワーセラーの買取価格目安は次の通りです。

  • キッチンボード|7,000円~12,000円
  • 食器棚|2,000円~8,000円
  • ダイニングテーブルセット|3,000円~10,000円
  • 布ソファ|買取不可~3,000円
  • 革ソファ|買取不可~10,000円
  • 洋服ダンス・クローゼット|買取不可~5,000円
  • テレビボード|買取不可~500円
  • メタルラック|0円~1000円

汎用品では高い値段は付きにくいですが、たとえ0円引取でも粗大ゴミや業者に依頼して処分するよりは経済的です。

リサイクルショップ・買取業者に依頼するメリット

リサイクルショップや買取業者を利用するメリットは次の通りです。

  • 現金収入が手に入る
  • 出張買取なら運搬の手間を掛けずに処分が完了する
  • まだ使える物を捨てずに済む

売却が成功すれば、現金収入が手に入ります。通常不用品を処分するとなると費用がかかるケースが多いため、お得に不用品を処分できるといえます。また、出張買取を利用すると運搬の手間がかからないのもメリットです。大型家具は自力で搬出するのが困難な場合が多いため、出張買取は便利なサービスといえます。

最後に、本来であれば使える物をみすみす捨てずに済むという点もメリットのひとつです。まだ使える物をゴミとして出してしまうのに、抵抗がある方もいるでしょう。この方法なら次の利用者に使い続けてもらえるため、ゴミをムダに増やさずに済みます。

リサイクルショップ・買取業者に依頼するデメリット

リサイクルショップや買取業者に依頼するデメリットは次の通りです。

  • 買取不可なら二度手間になる
  • 複数査定すると処分まで時間がかかる場合も
  • 店舗買取では運搬方法がネックに

リサイクルショップ・買取業者はどんな製品でも買い取ってくれるわけではありません。製品の状態が悪かったり、そもそも需要の小さい製品だったりすれば買い取ってもらえないでしょう。その場合、あらためて別の処分方法を検討しなければならないため、二度手間となってしまいます。

もし、値が付かない、より高値で買い取ってもらいたいときには、別の店舗にも査定を依頼することになります。査定を依頼する店舗数が多くなればなるほど、処分に時間がかかってしまいます。引っ越しなど処分完了の期限が明確な場合には注意が必要です。

店舗買取しか対応していないリサイクルショップ・買取業者を利用する場合は、店舗までの運搬方法がネックとなります。車を持っていなければ大型家具の運搬は現実的ではありません。持っていてもタンスなど人の背丈ほどになるような大型の家具を、素人が運搬するのは困難でしょう。運搬困難な家具については出張買取を利用するか、粗大ゴミ・不用品回収業者などを通じて処分するのが得策です。

4.不用品回収業者に引き取ってもらう

不用品回収業者は、文字通り自宅で発生した不用品を引き取ってくれる業者です。粗大ゴミでは引き取ってもらえないような大きな不用品も相談できます。また、家電リサイクル法該当製品の処分免許を持っていれば、家電と家具の処分を一括で依頼できます。

単品では粗大ゴミと比べて割高な場合もありますが、トラック一台など一定の量をまとめて処分するとボリュームディスカウントが働く場合もあります。事前予約すればスタッフが当日来訪して、不用品を搬出・運搬してくれます。

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不用品回収業者に引き取ってもらう費用の目安

パワーセラーにおける家具の不用品の引取費用目安は次の通りです。

家具処分費用目安
タンス・棚・机(大)8,000円~10,000円
こたつ・ちゃぶ台2,000円~3,000円
イス(大)2,500円~3,000円
テレビ台・レンジ台2,000円~4,000円
ソファー4,000円~8,000円
ベッド6,000円~10,000円

なお、パワーセラーで出張処分を利用する場合は地域により8,000円~10,000円の最低料金がかかります。処分費用の合計が最低料金に満たない場合は、その地域の最低料金がかかる仕組みです。

一方で、トラック1台分をまとめて処分するときには、定額料金が設定されています。軽トラック1台分が25,000円、2tトラックが60,000円となっています。引っ越しの際などにまとめて不用品を処分するときには、このような定額サービスを利用するのも便利です。

不用品回収業者に引き取ってもらうメリット

不用品回収業者を利用するメリットは次の通りです。

  • 多数の不用品をまとめて引き取ってもらえる
  • 家電リサイクル法該当商品など粗大ゴミで扱えない製品が処分できる場合も
  • 予め予約を入れればスケジュール通り処分が完了する

不用品回収業者の多くは、大型の運搬設備を持っているため、一度に多数の不用品をまとめて処分できます。トラック一台などの定額制度がある業者を利用すれば、まとめて処分するときには粗大ゴミで処分するよりもかえって経済的になる場合もあるでしょう。

また、大きすぎる家具や家電リサイクル法に該当して粗大ゴミに出せない不用品も処分が可能です。さまざまなタイプの家具を処分したいときにも、手続きが一度で完結します。不用品回収業者は、予約を入れればその日に来訪して不用品を搬出・運搬してくれます。持ち運びの手間がかからないうえ、予約した日に確実に処分が完了するのもメリットです。

不用品回収業者に引き取ってもらうデメリット

不用品回収業者を利用するデメリットは次の通りです。

  • 1点・少数の処分は割高な場合も
  • 悪徳業者とのトラブルに注意

具体的な不用品回収業者の価格設定にもよりますが、多くの業者は大量処分を得意としているため、1点~少数の製品の処分は割高な傾向にあります。粗大ゴミでも処分できる家具は、両方の価格を比較して割安な方法で処分しましょう。

また、ほとんどは良心的な業者ですが、まれに無料回収を謳ってあとで高額な料金を請求するような悪徳業者もいます。問題のある業者を利用してトラブルに巻き込まれないよう注意してください。

その点、パワーセラーは平成17年から不用品回収を営んでおり、信頼のおける業者です。Webサイト上にも価格が明記されていて、情報の透明性が高いのが特徴です。また、買取と回収の双方に対応しているため、売却可能か悩ましい製品の処分にも適しています。

詳細は、こちらのWebサイトから確認してみてください。

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5.フリマアプリやヤフオクで売る

ヤフオク!やフリマアプリで出品して売却する方法もあります。フリマアプリとは、メルカリに代表されるサービスで、利用者はいらなくなった物を価格を設定して提示して買い手を募集することができます。買い手は自分が欲しいものをみつけて、かつ価格に納得できれば購入可能です。

リサイクルショップ・買取業者と同様に売却によって現金収入が得られます。一方で、買い手が付くまでは処分が完了しないため、時間がかかる可能性がある点には注意が必要です。

フリマアプリの売却価格は予想しづらい

フリマアプリの買取価格は、買い手がつくかどうか次第になるため、予想がつきづらいといえます。運良く自分が処分する家具を欲しい人がいれば、リサイクルショップ・買取業者の査定より多少割高でも売れる可能性もあるでしょう。逆に価格を下げても誰からも注目されず、結局売却できないケースも考えられます。

たとえば、2024年3月時点ではメルカリにて次の様な事例がありました。

商品出品価格
ニトリ ダブルベッドフレーム40,000円
ダイニングテーブル 檜 ヒノキ 無垢材 波形状 150*80*71cm13,200円
オーダーメイドソファ24,500円
無印良品 ワイドチェスト4段(パイン材)13,080円

あくまで出品事例なので、この価格で売却できるとは限らない点には留意が必要です。

フリマアプリで売るメリット

フリマアプリで売却するメリットは次の通りです。

  • 現金収入が手に入る
  • リサイクルショップ・買取業者より高値で売れるチャンスがある
  • 幅広い人に検討してもらえる可能性がある

フリマアプリでうまく買い手が見つかれば、不用品処分をしながら現金収入を得られます。もし運良くニーズの強い買い手がいれば高額で売却できる可能性も。周囲のリサイクルショップ・買取業者よりも高値がついたり、店舗では買取不可な物が売れたりするケースも少なくありません。

リサイクルショップ・買取業者を利用する場合、買取交渉先は周囲にある店舗や出張買取に対応してくれる業者に限られます。地域によっては依頼できる店舗が少ない場合もあるでしょう。フリマアプリはWebを通じて全国のユーザーが見ているため、うまく注目を集めればより多くの人に検討してもらえる可能性があります。

フリマアプリで売るデメリット

フリマアプリで売るデメリットは次の通りです。

  • 買い手が付かなければいつまでも処分できない
  • 配送・梱包を自分で対処しなければならない
  • 買い手とのトラブルのリスクがある

出品してもいつまでも買い手が見つからなければ処分が完了しません。処分完了の期限が明確な場合は、一定のタイミングで切り上げて他の処分方法を検討するのも必要です。

また、配送や梱包を自分で対処しなければなりません。大型家具は自分で運搬するのは現実的ではないので、ヤマトらくらく家財宅急便などの配送業者を利用するケースが多いでしょう。

その場合には追加コストがかかる点に注意しましょう。梱包・配送のコストを加味しても収入が得られるよう、適切な価格設定にする必要があります。

最後に、個人間の取引のため買い手とのトラブルに注意しましょう。粗悪品を買わせてしまうと後でトラブルが深刻化するリスクがあります。

まず、使用が難しい状態の家具を無理に出品するのは避けましょう。また、出品時にはネガティブな情報も含めて、製品の状態を正直に伝えてください。

6.友人・知人・ジモティーで譲る

不用品を譲るのもひとつの処分方法です。周囲にいる友人・知人に譲ることもできますし、いまはジモティーという地域で不用品の授受のマッチングや交渉ができる掲示板もあります。

周囲に家具を譲るような知人や友人がいない場合には、ジモティーを利用するのも一案です。譲るときに手数料などは費用はかからず、むしろ謝礼金を受け取れる可能性もあるでしょう。一方で、梱包・配送を自分で手配する必要がある点には留意が必要です。

友人・知人・ジモティーで譲るときの費用

家具がまだ使える状態なら、譲り先から費用を請求されることは基本的にないでしょう。正式な売却代金とするか謝礼とするかはケースバイケースですが、幾ばくかの現金を得られる可能性もあります。

一方で、梱包・配送には手間もしくは費用がかかります。譲り先に負担してもらえない場合には、ほかの処分方法の費用とどちらが経済的かを検討のうえ、処分方法を決めて下さい。

友人・知人・ジモティーで譲るメリット

友人・知人・ジモティーで譲るメリットは次の通りです。

  • うまくいけば費用をかけずに処分できる
  • ムダにゴミを増やさずに済む
  • ジモティーで無料で出すと、ヤフオクやメルカリより早く売れる

譲るときにかかる費用は、配送・梱包の手配方法や相手の善意にもよってきますが、家具の状態がよければ実質的に費用負担を安く抑えられる可能性もあるでしょう。

粗大ゴミの処分費用などと比較しながら、高く付きそうなときには、譲り先が負担できないか交渉してみるのも一案です。また、ほかのひとが使えるような製品をみすみす捨ててゴミを増やさずに済むという利点もあります。

友人・知人・ジモティーで譲るデメリット

友人・知人・ジモティーで譲るデメリットは次の通りです。

  • 相手がいなければ実行しようがない
  • うまくやらなければかえって費用がかかるおそれも
  • 個人間でのトラブルのリスクに注意

不用品を譲るような知人や友人が近隣にいなければ実行は困難です。ジモティーについても処分対象の家具をほしがる人が見つからなければ実行できません。

譲り先がいなければ他の処分方法を検討するほかないでしょう。また、遠方への配送になると費用が高く付くおそれがあります。譲り先が負担しない場合、粗大ゴミや業者を利用した方が経済的なケースも考えられます。

最後に、譲った家具の状態が悪ければ、あとでトラブルになるおそれもあります。明らかに劣化した製品は譲るのを避ける、キズや汚れなどネガティブなポイントはあらかじめ正直に伝えるなどして、トラブルを回避してください。

7.リメイク・DIYで再利用

もし家具を処分して買い替える予定であれば、リメイク・DIYでの再利用を考えるのも一案です。近年はホームセンターやWebサイトを活用すればさまざまな工具や塗料、素材が手に入ります。

本人の技術や慣れ、かけられる費用にもよりますが、使いやすくきれいな状態にして使い続けられる場合も少なくありません。

リメイク・DIYの費用

リメイクやDIYの費用は、不用品となっている家具の種類と、どのように加工するかによって大きく異なります。

たとえば、塗装をするだけで、すでに刷毛などの器具が揃っているなら、実質的な費用は塗料だけなので、千円程度で済む場合もあります。一方、木製家具の脚や板などを交換するなど大がかりな施工になれば数千円~数万円かかるケースもあるでしょう。

使い続けるために必要な施工内容と、それに伴う工具や素材・塗料の費用をもとに、予算を組んでください。

リメイク・DIYで再利用するメリット

リメイク・DIYで再利用するメリットは次の通りです。

  • 思い入れのある家具を使い続けることができる
  • 施工内容次第では費用が安く済む可能性も
  • 趣味として楽しめる

一見もう使えない家具も、リメイク・DIYで生まれ変わらせれば使い続けられる可能性があります。長年使っていて思い入れのある家具を処分するのが惜しい場合は、リメイク・DIYを検討するのがおすすめです。施工内容次第では、不用品回収業者などを利用するよりも安く済む場合があります。

最後に、DIYを趣味として手がけている方も少なくありません。不用品を増やさずに済み、趣味としても楽しめれば一石二鳥といえるでしょう。

リメイク・DIYで再利用するデメリット

リメイク・DIYで再利用することのデメリットは次の通りです。

  • 手間がかかる
  • 大がかりな施工になると処分や買い替え以上に費用がかかることも
  • ケガや事故のリスクがある

リメイク・DIYは手作業が必要になるため、単に処分するよりも手間がかかります。DIYを趣味として楽しめるなら良いですが、作業が苦手な方には向かないでしょう。

また、大がかりにアレンジしようとすると、結局処分費用はもちろん、新品を購入するより費用がかかる可能性もあります。それでも趣味と割り切って楽しむのも一案ですが、予算を組んだうえで高く付きそうなら別の方法を選択しましょう。

最後に、作業時のケガのリスク、塗料が室内に飛んでしまう、他の家具を破損させるなどの事故のリスクがあります。作業は自身及び周囲の安全に配慮して進めてください。

8.寄付する

不用品は寄付をすることも可能です。複数の団体が不要になった家具の継続的な寄付を募っています。いらなくなった家具を途上国、新興国などの人々に使ってもらうことができます。不用品を処分しながら、社会貢献にもつなげられるのが特徴です。

寄付に費用はかかる?

寄付にかかる費用は団体によりますが、多くのケースでは完全に無料で寄付するのは困難です。特に、団体が指定する場所までの配送料金は自己負担となっているケースがしばしばみられます。寄付する家具のサイズにもよりますが、数千円~1万円程度はかかる可能性があると想定しておくと良いでしょう。

寄付するメリット

寄付するメリットは次の通りです。

  • ゴミを増やさずに済む
  • 社会に貢献できる

寄付をするということは「自分は必要ないがまだ使えるもの」を処分しようとしているということ。無駄にゴミを増やさずに済むのは、寄付のメリットの一つといえるでしょう。また、処分をしながら国際社会に貢献できるのも特徴です。社会貢献に興味がある方は、寄付を検討してみましょう。

寄付するデメリット

寄付のデメリットは次の通りです。

  • 費用がかかるケースが多い
  • 使用できる不用品でなければ拒否される可能性も

寄付は多くの場合無料ではできません。少なくとも配送料はかかるため、結果的に粗大ゴミよりも費用が高くなる場合もあります。また、寄付したあとに使い続けられるのが前提なので、古くなりすぎて使えない家具は、断られるおそれがあります。

パワーセラーでは不用品の寄付活動も行っています。もし寄付をしたい場合にも合わせて相談してみてください。

まだ使えるご不用品を 寄付いただけませんか?

大型家具の処分方法や業者選びのポイント

大型家具の処分方法や業者選びにおいては、次の点に注意しましょう。

  • 居住地域の出張依頼に対応しているか
  • 出張料など余計な手数料は取られないか
  • 買取・回収実績が豊富か
  • 法令上問題のない処分方法か
  • 悪徳業者に注意

それぞれのポイントについて詳しく紹介します。

居住地域の出張依頼に対応しているか

不用品回収や買取で出張査定を依頼する場合、居住地域への出張に対応した業者を利用してください。ほとんどの業者は、出張対応できる地域が限られています。郊外の場合は出張対応できる業者も少ないため、まずは対応可能な業者をみつけて依頼・交渉してください。

出張料など余計な手数料は取られないか

買取も不用品処分も、最終的にかかる費用の総額を確認してから正式に契約しましょう。業者によっては出張料や運搬料などの名目で追加費用を徴収する場合も。来訪してから想定の金額と異なるとトラブルの元となります。事前に総額や付帯費用がないかを聞いておきましょう。

買取・回収実績が豊富か

複数の業者で利用先を悩む場合は、自分が処分しようとしている家具の買い取り・処分実績が豊富な業者の方が信頼できます。特に買取では、家具専門の業者、特定の家具に強い業者などもいます。

これらの業者に依頼した方が、より適正価格で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。不用品回収の場合も、家具の構造を理解している業者の方が搬出時の事故・トラブルの心配がなく、安心できます。

法令上問題のない処分方法か

家具・家電によっては、処分方法に決まりがあるので注意が必要です。一般家庭でもっとも注意が必要なのは、家電リサイクル法該当製品でしょう。

テレビやエアコンなどの家電リサイクル法の該当商品は、粗大ゴミとしては処分できません。業者が回収する場合も、家電リサイクル法商品を扱える業者に依頼する必要があります。

自宅で事業を営んでいる場合、不用品は産業廃棄物もしくは事業系一般廃棄物に当たる可能性があります。法令に従った処分方法か不安な場合は、自治体や処分業者に一度確認するのも一案です。

悪徳業者に注意

ほとんどの業者は優良な買取業者、処分業者ですが、中には悪徳業者もいます。トラブルに巻き込まれないように注意しましょう。パワーセラーのように価格が明瞭で、産業廃棄物収集運搬許可など関連する免許をとっている業者なら信頼がおけます。処分の実績や評価・評判なども確認しながら、安心して依頼できる業者をみつけてください。

まとめ

大型の家具になると、通常の可燃ゴミ・不燃ゴミでは処分ができません。粗大ゴミに出す、不用品回収業者に依頼するなど、適切な方法での処分を検討してください。まだ使えそうな不用品は、リサイクルショップ・買取業者やフリマアプリなどを活用した買取および知人・友人への譲渡なども考えてみましょう。処分する際には法令に正しく従い、悪徳業者などとのトラブルに注意しながら進めましょう。

パワーセラーでは買取と不用品処分の双方に対応可能です。トラック一台の定額制度があるため、複数の不用品をまとめて処分するときにもおすすめ。大型家具の処分に悩んだら、ぜひ一度パワーセラーに相談してみてください。

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