いらないタンスを賢く処分する方法7選!婚礼ダンスや洋服ダンスも
「今まで使っていたタンスが要らなくなったんだけど、どのように処分すればいいのだろう?」
古くて使えなくなった・引っ越しで不要となった、等でタンスを処分する際には、その方法に困るものですよね。
この記事では、いらないタンスを処分する方法で悩んでいる方必見の処分方法7選を紹介。婚礼ダンスや洋服ダンス、無料で処分する方法まで解説いたします。
目次
使えないタンスの処分方法
何十年も経過していて使える状態にないタンスは、ゴミとして処分しましょう。処分方法はタンスのサイズによっても変わります。以下、サイズ別の処分方法をご紹介します。
処分方法1 小型~中型タンスを自治体で回収してもらう
タンスは、「粗大ゴミ」として各自治体に捨てられます。ただし自治体によってサイズや重量の規定がありますので、その条件を確認し、指定の方法にて捨てましょう。なお、タンスは「箱物家具」の品目に分類されることが多いです。
【タンスのサイズ・重量規定例】
◯東京都大田区
高さと幅の合計が135cm・180cm・270cm・360cm未満・360cm以上で費用が異なる。
順に、300円・800円・1,200円・2,800円・2,000円。
なお230cmを超えるものは収集不可。
◯東京都港区
大田区と同じ。長さが180cm以上あるものは不可。
なお状態が良ければ無料引き取りサービスもある。
◯東京都三鷹市
1辺の長さが30cm以上は粗大ごみ。料金はポイント制。
・高さと幅の合計が135cm以下=1,000円
・180cm以下=2,000円
・270cm以下=3,000円
タンスの長さ規定があるところも多いので、しっかりと確認しましょう。分解・解体して小さくできれば、回収可能となる場合もあります。費用は小型で500円前後、大型だと2,500円ほどかかります。
サイズが各自治体が定めるルールに適合していれば、自治体へ依頼すれば確実に処分してもらえます。また、処分に限っていえば相対的に低コストで処分できる方法です。
一方で、処分できる日にちが決まっていたり、予約して処分まで時間がかかったりと、日程の自由がきかない自治体が多くみられます。また、ほとんどの場合自分で1階まではタンスを運ばなければならないのも難点といえます。
ただし、以下のような条件に当てはまる場合、運び出しを代行してくれる自治体もあります。
- 要介護認定を受けている人
- 身体障害者
- 65歳以上の人
- けがや病気で長期療養中の人
- 妊娠中の人
- その他搬出が困難と認められた場合
自治体によってルールが異なるので、自分が住む地域の粗大ゴミの処分ルールを確認したうえで、利用しましょう。
処分方法2 大型タンスは出張回収依頼する
大人複数人で運ばないと困難な大きなタンスは、自宅まで回収処分してくれる業者に依頼すると便利です。業者スタッフが運搬から回収までしてくれるので、人手が足りない・運搬手段がない人にはとくにおすすめですよ。
ただし業者によっては「3辺合計サイズの規定あり」など対応もさまざまですので、依頼前によく確認しましょう。費用も、回収費とは別で費用が発生するケースもあるので要チェックです。
費用は小型で3,000円前後、それ以上のサイズだと5,000〜10,000円ほどです。
出張回収依頼では、自治体の粗大ゴミのルールに適合しない大型のタンスでも回収してもらえます。よほど特殊なサイズ・形状のタンスでなければ、出張回収であれば処分できる可能性が高いでしょう。
事前予約が必要ながら、自治体よりも細かく、直前の日時を指定できて、日程の自由度が高い傾向にあります。また、タンス以外の不要品もまとめて引き取ってもらえるため、引っ越しなどで大量の家具・家電を処分するときにも便利です。
一方で、今回紹介する方法の中では費用のかかる処分方法です。よりリーズナブルに処分する方法も、合わせて探してみると良いでしょう。
処分方法3 地元のクリーンセンターへ持ち込む
処分するタンスで持ち運びできるなら、地元のクリーンセンターへ直接持ち込みする方法が便利です。粗大ごみとして出すよりも費用が安くなりますし、持ち込みした日に処分が可能です。
東京都では、たとえば以下の施設で持ち込みでの処分に対応しています。
- 港区:「芝浦清掃作業所」
- 大田区:「京浜島中継所」
- 世田谷区:「船橋粗大ごみ中継所」
- 品川区:「品川区資源化センター」
- 板橋区:「西台粗大ごみセンター」
- 練馬区:「練馬区資源循環センター」
費用についてはほとんどの自治体が「要問い合わせ」となっていますが、粗大ゴミを出すより減額もしくは無料になる自治体が多くみられます。費用が安くなるのはクリーンセンターへの持ち込みの最大のメリットといえるでしょう。
一方で、重いタンスを現地まで運搬する手間がかかるのが難点です。運搬用の大型の自動車を持っていて、かつ力のある方であれば検討の余地がある方法といえるでしょう。
処分方法4 引越し業者に回収依頼する
引っ越しと同時にタンスを処分したいなら、家具やゴミを回収してくれるサービスを提供している引越し業者に依頼するのがおすすめです。家具運搬と同時に処分もしてくれるので、手間がかかりません。
業者によって、そのサービス内容はさまざまです。タンスも回収可能かどうかはもちろんのこと、別途費用が発生するのかどうかも確認しておくと良いでしょう。
大手では以下の引っ越し業者が、不要な家具・家電の引取に対応しています。タンスに対応しているかまでは明示されていないので、問い合わせて確認するのがよいでしょう。
- サカイ引越センター
- アーク引越センター
- アリさんマークの引越社
- ヤマトホームコンビニエンス
- 日本通運
- アップル引越センター
- ハート引越センター
引っ越し業者を活用したタンスの処分費用は、業者によって異なりますが、目安としては自治体の粗大ゴミと不要品回収業者の間くらいといったところです。もし日程に余裕があって、タンスのサイズもさほど大きくないのであれば、自治体のサービスを利用した方がリーズナブルな場合もあります。
また、基本的な引っ越しの付帯サービスとして行っているものなので、この処分方法は引っ越し利用者に限定される点にも注意しましょう。
ブランド物のタンスなら買取も可能
処分したいタンスがブランド物の価値あるものなら、処分するよりも買取がおすすめです。以下、価値あるタンスの買取・売却方法をご紹介します。
売れるタンスの条件
下記に該当するタンスは買取・売却できる可能性が高いです。
・海外、国内のブランド品
unico・ニトリ・大塚家具・Torenoなど
・希少なアンティーク品
デザインがとてもおしゃれで高級素材が使用されているもの
イタリア製・フランス製など
・豪華な装飾があるもの
・傷や汚れが少なく見た目が綺麗
それ以外のノーブランド品・安い素材で作られたもの・使用するのに支障があるものは、ほとんど売れません。
また買取業者によっては、保管や運搬コストがかかるために買取を断られることも多いです。
買取方法1 リサイクルショップや買取業者へ持ち込み
家具の買取に強いリサイクルショップまたは買取業者に連絡して、買取してもらいましょう。持ち込みをすればその場ですぐに買取してくれます。
上手な買取のコツは、複数の業者に買取査定をしてもらうことです。査定額や担当者の対応を比較し、納得して依頼できる業者へ依頼しましょう。
実際にリサイクルショップ・買取業者のWebサイトを見てみると、ブランド物や桐タンスなどの高級品の買取実績が多く見られます。昔ながらの和風タンスでは、10,000円以上の価格が付いた事例もあります。一方で、ノーブランドや量販店で買うようなタンスの買取相場はあまり公開されておりません。
保存状態やタンスのサイズなどにもよりますが、値が付かない可能性も高いでしょう。持ち込みで査定したのに値が付かない場合は労力だけがかかってしまいます。あらかじめ業者に電話などで相談して、買取の余地があるか確認するのも一案です。また、後半で紹介する出張買取を利用すれば、運搬の手間を省けます。
買取方法2 インターネットオークションで売却
運搬するのが簡単なタンスで、少しでも高く売りたいのならインターネットサービスを活用して売却しましょう。ヤフオク・メルカリといったサービスが便利です。人気の高いタンスほど高値で売れる可能性が高くなります。
ただし、すぐに売れるわけではありません。入札されるまでに時間がかかるケースもあり、その間はずっと保管しておく必要があります。出品作業から運搬作業まで全部自分で行わなければならないので、労力や手間もかかります。特に運搬では、現実的には運送業者を利用する必要があります。運送にも費用がかかると想定されるので、利用するときには配送コストも加味した上で、価格設定を行いましょう。
また、インターネットオークションは写真とWeb上の掲載情報のみで購入を判断します。写真と実物に差異が大きいと、のちのちトラブルに発展するリスクもあるでしょう。リスクを完全にゼロにするのは困難ですが、少なくとも実物の状態が正確に分かる写真を掲載し、登録情報にも気を配ってください。
買取方法3 出張買取サービスを利用する
大型タンスで自分で運搬が困難なタンスは、出張買取サービスを利用すると便利です。業者スタッフが自宅まで来て、その場で査定し、買取成立すれば回収してもらえます。
ただし出張費が請求されてしまうケースもあるので、買取額の内訳をしっかりと確認しておきましょう。
一つの目安ではありますが、パワーセラーではタンスに近い大きめのチェストの買取で1,000円~1,200円程度の買取実績があります。こちらもブランド物や高級タンスなどであれば、さらに高い値段が付くことも期待できます。
買取のデメリットは、査定次第で買い取ってもらえない場合があることです。あらためて不用品回収や粗大ゴミの手続きが必要になり、二度手間になる可能性があります。
ただし、パワーセラーのように買取・不用品回収の両方に対応していれば、このような心配はありません。買取・処分の両面で検討していきたい方にはパワーセラーを利用するのがおすすめです。
まとめ
タンスのサイズや状態によって、処分方法を賢く選択しましょう。とくに価値のあるタンスは買取売却することでお得に処分ができますよ。
当社パワーセラーでは、不要となったタンスの回収を承っております。東京 神奈川 千葉 埼玉の対象エリアのご自宅まで出張回収も可能です。ご連絡いただければ、即日対応も致します。まずはお電話にてご相談ください。
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