廃品回収業者の摘発事例 不法投棄編
公開日:2022年6月11日|最終更新日:2024年5月5日

2014年に東京都足立区の廃品回収業者が摘発、逮捕された事例をもとに、違法な廃品回収の実態をご紹介しましょう。
その業者は許可がないにもかかわらず、インターネットで客を募って廃品回収を行い、さらに都営アパートのゴミ置き場に違法に捨てるなどしていたとして廃棄物処理法違反の容疑がかけられています。
警視庁の調べでは、「2トントラック積み放題、53000円」と宣伝して廃品回収をしていたとのこと。
この事件の問題点は二つあります。
一つは無許可で廃品回収をおこなっていたこと。
自治体が定めた認可を得ずに回収業務を行うと、廃棄物処理法違反(無許可収集運搬業)で罰せられます。
もう一つの問題点は、回収したものを不法に投棄していたこと。
適正にリサイクルなどが行われるように義務付けた法律が守られず、他人の所有地に投棄することは廃棄物処理法違反(不法投棄)に当たります。
他の事例もご紹介しましょう。
2010年、岡山市南区阿津の貝殻山中腹で大量の冷蔵庫が不法投棄されていた事件では、廃品回収に携わる2人の男が摘発され、逮捕されました。
冷蔵庫51台(約2・5トン)をトラックで運び貝殻山に投棄した疑いです。
この業者は認可を得ずに廃品を回収したとして廃棄物処理法違反(無許可収集運搬業)で逮捕されていましたが、新たに不法投棄が発覚したものです。
総社市の女性宅から回収した冷蔵庫が貝殻山で見つかったことから明るみにでたとのこと。
ここから推測できることは、業者が処分費用を浮かすために、利用者から回収した不用品を畑や山の中に不法投棄していること。
最悪の場合、持ち主が不法投棄したと疑われ、罪に問われることもあると聞くとゾッとします。
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