衣類乾燥機の処分方法のおすすめ8選|処分費用や注意点を解説

引っ越しや買い替えに伴い衣類乾燥機を処分しようとしても、処分方法に困る方も少なくないでしょう。衣類乾燥機は洗濯機や冷蔵庫などと同様に家電リサイクル法適用の家電のため、粗大ゴミや不燃ゴミでは出せません。

自治体のルールに従って正しく処分する必要があります。なお、状態の良い製品であれば、リサイクルショップなどに買い取ってもらうのもよいでしょう。この記事では、衣類乾燥機の処分方法について紹介します。処分方法に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

衣類乾燥機は家電リサイクル法で処理すべき商品

衣類乾燥機は家電リサイクル法適用商品なので、通常の粗大ゴミでの処分ができません。家電リサイクル法適用製品の処分方法を理解したうえで、法令に従って正しく処分しましょう。まずは、家電リサイクル法の概要と、対象商品の処分方法についてまとめました。

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家電リサイクル法とは?

家電リサイクル法は、正式名称を「特定家庭用機器再商品化法」といいます。一般家庭や事業所で発生した不用品のうち、特定の電化製品について、再利用可能な部品・材料をリサイクルして資源の有効活用をし、廃棄物を減らすために制定された法律です。

対象となる電化製品は「特定家庭用機器廃棄物」呼ばれ、以下の家電製品が該当します。

  • エアコン
  • テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
  • 冷蔵庫・冷凍庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

今回の主題である衣類乾燥機も、家電リサイクル法の適用製品のため、法令に従って処分しなければなりません。

粗大ゴミに出すことはできない

家電リサイクル法対象商品は、粗大ゴミでの処分ができません。粗大ゴミは不用品を「廃棄」するための制度なので、まだ使える資源や部品の再利用ができなくなるためです。

国により家電リサイクル法対象商品の処分方法を定めていますが、一般的な処分方法は次のとおりです。

  1. (買い替えの場合)家電を購入する店舗での引取
  2. 購入店か、リサイクル券センター加盟の小売業者で引取
  3. 自治体が指定する回収業者等に依頼して処分
  4. 指定引取場所に持ち込み

基本的に処分する際には費用がかかります。また、自治体の制度の一部である

3や4の方法を利用するときは、事前にリサイクル費用を支払うルールとなっている場合もあります。

家電リサイクル券の購入方法

指定業者への持ち込みの場合、家電リサイクル券の購入を自分で対応する必要があります。基本的に家電リサイクル券は郵便局で購入可能な仕組みです。郵便局へ料金を支払ったうえで、指定業者に持ち込み可能な場合もあります。

衣類乾燥機はの家電リサイクル料金はメーカーにもよりますが2,530円の場合が多いです

家電量販店での処分の場合は費用を量販店に支払うため、家電リサイクル券の購入が不要なケースが多いです。

家電リサイクル券を購入するなら、郵便局で購入するのが基本ですが、以上のように処分方法によっては券が不要です。あらかじめ処分を依頼する店舗や業者に相談したうえで、必要に応じてリサイクル券を購入しましょう。

衣類乾燥機の処分方法8選

衣類乾燥機の処分方法には、次の8つがあります。
それぞれの方法について、詳しく紹介していきます。

家電量販店で買い替えて配達と同時に引き取ってもらう

大手の家電量販店を中心に、家電リサイクル法対象製品については不用品の引き取りを受け付けています。家電量販店であれば、買い替えのついでに申し込みが可能です。買い換えの際に引き取り対応してくれるほか、ヤマダ電機のように買い換えの有無にかかわらず引き取り対応してくれる量販店もあります。

家電量販店での引き取りは、自分で家電リサイクル券を購入せずとも対応してくれるケースがおおいため、チケット購入の手間がかかりません。

ヤマダ電機・エディオンなど家電量販店の引取費用

主な家電量販店の衣類乾燥機の処分費用は次の通りです。

量販店処分費用(税込)
ヤマダ電機ヤマダデンキ製品:リサイクル回収料金2,805円+収集運搬料2,500円合計 5,305円
それ以外リサイクル回収料金 2,530円~3,300円+収集運搬料2,500円合計 5,030円~5,800円
エディオンリサイクル料金2,530円+運搬料金1,100円~3,300円合計 2,630円~5,830円(いずれも1台のみの場合)
ケーズデンキリサイクル料金2,530円~ +収集・運搬料金2,200円合計 4,730円~
ビックカメラ再商品化等費用2,530円~3,300円収集運搬費用7,200円合計 9,730円~10,500円
ヨドバシカメラリサイクル回収料金2,530円リサイクル搬送費550円合計 3,080円

購入した店舗や小売店に引き取りを依頼

お持ちの家電を以前に購入したお店でなくとも、一般財団法人家電製品協会家電リサイクルセンターに加盟している小売店で、家電リサイクル券に対応した回収業務を行っている業者であれば、依頼は可能です。町の電気屋さんや、中古のリサイクル店でも家電リサイクル券に対応した回収サービスを行っているお店もあります。

家電リサイクル法商品の指定回収業者に出す

買取が難しい場合は、不用品としての処分を進めましょう。自治体の指定業者へ依頼して家電リサイクル法の該当商品として処分するのが、基本的な方法のひとつです。たとえば、東京都所沢市のケースでは、市の公式Webサイトにつぎの業者が紹介されています。

  • (株)ミヤデン
  • (株)フジデン
  • 越阪部電器(株)
  • 北村屋電気
  • (有)サンエス電気
  • (有)エスデーケー二十四サービス
  • 吾妻電機(株)

自治体によって指定回収業者は異なるので、必ず事前に自宅の自治体の業者を確認しましょう。

指定回収業者に出すときの費用目安

一般財団法人家電製品協会が、製品ごとのリサイクル料金を公表していて、税込2,530円です。なお、引き取りに来てもらう場合は、運搬費用が別途かかります。運搬費用については各業者によるため、事前に確認しておきましょう。

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指定引取場所に持参して処分できる場合も

指定業者によっては、事務所などへの持ち込みが可能な場合もあります。ハッチバック型のトランクの車を所有している方なら、自分で乾燥機を運搬できるケースもあるでしょう。自分で持参した場合は、一般に運搬費用がかからない分、処分費用が安く済みます。

持参による処分の対応可否は、業者により異なります。あらかじめ自分が利用しようとしている業者に、持参での処分が可能かを確認しましょう。

自分で持ち込む場合の費用目安

自分で持ち込む場合は、通常はリサイクル料金だけがかかります。すなわち、先ほど紹介した税込2,530円が必要になります。

リサイクルショップで買取ってもらう

衣類乾燥機の状態がよく、まだ使える状態ならリサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。あくまで目安ではありますが、目立った汚れやキズがなく正常に使用できる状態で5年以内の製品であれば値がつく可能性があります。

店舗によっては出張買取に対応していて、依頼すればスタッフが自宅に来訪して査定・買取をしてくれる場合も。店舗に持ち込む手間がかからないので便利です。

処分の期限が特にない場合には、まずリサイクルショップで査定してもらって、買取不可であれば家電リサイクル法に則った処分を検討するとよいでしょう。

リサイクルショップの買取事例

リサイクルショップでは、たとえば以下の様な買取事例がみられます。衣類乾燥機は比較的高額な家電なので、状態がよいものでは数万円の値がつく事例も散見されます。

製品買取価格
Panasonic衣類乾燥機 NH-D503-W2020年式4,000円
Rinnai RDT-52S 5.0kg ガス衣類乾燥機35,000円
中古 Rinnai リンナイ RDT-52S ガス 衣類乾燥機 5.0kg LPガス 201521,000円
中古 HITACHI DE-N40WX 除湿型衣類乾燥機 家電 2017年製 日立 衣類乾燥機6,000円
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フリマアプリ・オークションサイトを利用する

フリマアプリやオークションサイトを利用するのも一案です。メルカリやヤフーオークションなどに製品情報や画像と共に出品して買い手を募りましょう。価格に納得する買い手が現れれば、売却が可能です。うまくいけば、リサイクルショップよりも有利な価格で売却できる場合があります。

一方で、買い手が現れなければ、処分が完了しない点には注意しましょう。また、運搬や梱包は自分で手配する必要があるため、これらの諸費用も考慮して価格を設定する必要があります。

フリマアプリ・オークションサイトの出品事例

たとえばメルカリでは、2024年4月14日現在でつぎのような出品事例がありました。なお、あくまで出品事例であり、買い手がつくとは限らないので留意しましょう。

製品出品価格
SHARP CV G120-W 2017年製12,800円
HITACHI DE-N50WV(W) 2021年製30,000円
日立 衣類乾燥機 ピュアホワイト DE-N60HV-W B 39,500円
日立 衣類乾燥機 DE-N60WV15,000円

知人やジモティーで譲る

まだ使える状態の乾燥機は、知人やジモティーを活用して譲る方法もあります。仮に無料で譲るとしても、処分費用がかからない分経済的です。乾燥機を必要とする知人がいれば、その方に譲ったほうが手間が少ないでしょう。

ジモティーとは、近くに住む人同士で不用品の授受などを行うための地域コミュニティサービスです。譲渡する知人が見つからないときには、ジモティーに掲載して引き取り手を募る方法もあります。

いずれの方法も、不良品・故障品を譲ると後で事故やトラブルのもととなります。あくまで、状態がよくまだ使える衣類乾燥機のみに検討しうる方法です。

知人やジモティーで譲るときにかかる費用の目安

まだ使える状態の製品を譲るのであれば、処分費用はかからないでしょう。相手の好意で謝礼などをもらえる可能性もありますが、基本的には無料での譲渡となるケースが多いと想定されます。

その場合も、運搬を業者に頼むと配送料がかかります。たとえばクロネコヤマトでの配送料金は以下のとおりです。

サイズ宅急便料金オプション料金基本料金合計
60サイズ(2㎏まで)940円0円940円
80サイズ(5㎏まで)1,230円0円1,230円
100サイズ(10㎏まで)1,530円0円1,530円
120サイズ(15㎏まで)1,850円0円1,850円
140サイズ(20㎏まで)2,190円0円2,190円
160サイズ(25㎏まで)2,510円0円2,510円
180サイズ(30㎏まで)3,060円0円3,060円

処分自体は無料でも、配送料でかえって高くつく可能性もあります。たとえば配送料だけ相手に負担してもらえないか交渉するのも一案です。

不用品回収業者に依頼する

粗大ゴミや産業廃棄物、家電リサイクル製品など多様な製品の処分に対応可能な不用品回収業者に依頼するのも一案です。パワーセラーのように正当な免許を持っている業者なら、幅広い製品の処分に対応できます。多くの業者が自宅まで不用品を引き取りに来てくれるため、手間なく処分が可能です。

比較的処分費用が高い傾向にありますが、まとめて処分を依頼するとボリュームディスカウントが働く場合もあります。引っ越しの際などにおいて不用品が多数ある場合は、まとめて依頼するのが便利です。

不用品回収業者の費用目安

パワーセラーの「乾燥機」の処分費用は3,000円が基本となっています。ただし出張対応の場合は、地域により8,000円~10,000円の最低料金が設定されているため、処分費用の合計額がこれを下回る場合は最低料金が適用されます。

なお、パワーセラーは買取にも対応しているため、質がよい製品であれば処分費用と相殺できたり、逆に現金収入が得られる場合もあります。買取・処分で悩んだら、まずはパワーセラーに相談するのも一案です。

パワーセラーの買取・処分の詳細を確認するならこちら。

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衣類乾燥機を処分するときの注意点

衣類乾燥機の処分を検討するときには、つぎのポイントに注意しましょう。

  • まだ使用したい場合は修理を検討するのも一案
  • 自分で取り外せない場合は専門業者に相談を
  • 脱水機なら粗大ゴミで処分可能な場合も
  • 買取を狙うときは買取拒否になるリスクも踏まえて早めに依頼を

経済的かつスムーズに進めるために、適切な方法で処分してください。

まだ使用したい場合は修理を検討するのも一案

衣類乾燥機をまだ使用したい場合には、まず修理を検討するのもひとつの方法です。乾燥機が自宅に必要なものであれば、別の製品を購入して設置しなければなりません。購入と処分で高額なコストがかかる可能性があります。

家電量販店や街の電器屋さんに相談すれば、今の衣類乾燥機を修理してまだ使えるケースも少なくありません。故障したからといって焦って買い換えを検討せず、修理可能かを専門業者に相談してみましょう。

自分で取り外せない場合は専門業者に相談を

衣類乾燥機を自分で取り外せないときは、家電量販店や不用品回収業者に相談してみましょう。乾燥機は電源のほか、ガスなどの燃料の管が接続しているケースがあります。素人がむやみに取り外すとケガや事故のリスクがあるものです。取外し方が分からない場合は、無理せず設置・取外し作業が可能な業者に相談しましょう。

脱水機なら粗大ゴミで処分可能な場合も

乾燥機に似た家電に「脱水機」がありますが、脱水機は基本的に家電リサイクル法の対象外です。脱水機とは、おもに遠心力などを利用して衣類の水分を飛ばし、乾燥時間を短くするための器具です。

製品によっては乾燥機や洗濯機に似た形状をしていますが、こちらは基本的に粗大ゴミで処分可能な製品です。乾燥機に準ずる機能がついていないか確認のうえ、粗大ゴミで処分してしてください。

買取を狙うときは買取拒否になるリスクも踏まえて早めに依頼を

衣類乾燥機の状態が良く買取を検討するなら、日程に余裕を持って依頼を進めましょう。所有者が「状態が良い」と考えていても、業者の目で見れば劣化が進んでいたり、意外なところにキズ・汚れがあって買取不可となる事例も少なくありません。

その場合、別の業者に査定を依頼するか、あらためて処分するために指定業者などへの依頼が必要です。買取拒否になると、処分完了まで時間がかかります。特に引っ越しに伴う処分など処分完了の期限が明確なときには、間に合うように余裕を持って買取依頼を始めましょう。

まとめ

衣類乾燥機は、家電リサイクル法該当商品のため、粗大ゴミでは出せません。自治体の制度に従って処分するなら、指定業者へ依頼する必要がある点に留意しましょう。家電量販店各社は家電リサイクル製品の引き取りに対応しています。

買換えのついでなどに処分を依頼するのも便利です。不要な衣類乾燥機の状態がよいなら、リサイクルショップやフリマアプリ・オークションサイトを活用した買取も検討しましょう。

パワーセラーでは、今回紹介した衣類乾燥機をはじめ、さまざまな不要になった家具・家電の処分を受け付けています。状態がよければ買取も可能なので、まずは気軽に処分について相談してみてください。

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