写真見積もりで送ってほしい写真10項目|不用品回収の現場スタッフが撮り方を解説

写真見積もりで送ってほしい写真10項目

不用品回収や家財の片付けは、LINEやメールで写真を送るだけで見積もりができます。ただ、写真に写っていない物や、写真からは分からない搬出経路があると、当日になって「思ったより物が多い」「この階段は通らない」となり、人数やトラックが足りなくなることがあります。

この記事では、毎日現場に出ている当社スタッフが、写真見積もりで実際に見ているポイントを10項目にまとめました。この写真がそろっていれば、下見なしでも当日の金額のズレをかなり小さくできます。

写真見積もりで撮ってほしい写真(チェックリスト)

  1. 何LDKかの間取り(文字で伝えるだけでもOK)
  2. 大きな家具3〜4点、大型冷蔵庫、マッサージチェアなど重い物
  3. 大きな物を運び出す搬出経路(廊下・玄関・ドア)
  4. 階段がある場合は階段の幅と曲がりが分かる写真
  5. 家全体の片付けなら、各部屋をなるべく引いて撮った写真
  6. キッチンの扉の中(どの程度入っているか分かる数枚でOK)
  7. 押し入れ・襖・クローゼットの中(こちらはすべて)
  8. エアコン・カーテン・照明を取り外すかどうか
  9. 戸建てなら庭まわり・物置の中
  10. マンションならトラックを停める場所からお部屋の扉までの様子と、養生が必要かどうか

写真見積もりで当日の金額がズレる原因は「写っていない物」と「経路」

写真見積もりで金額が変わるケースの多くは、品物の値段の見誤りではありません。原因はほとんどが次の2つです。

  • 扉の中に物が入っていた:押し入れやクローゼットは、閉まっていると写真ではただの壁や通路に見えます。中に布団や衣装ケースがぎっしり入っていると、トラックの台数が変わります
  • 運び出しに人手がかかった:大型冷蔵庫が玄関を通らない、階段が途中で曲がっている、トラックからお部屋まで距離がある、といった条件は、作業人数と時間に直結します

逆に言えば、この2つが写真で分かれば、見積もりの精度は大きく上がります。以下、項目ごとに撮り方を説明します。

1. 間取り(何LDKか)

まず知りたいのは、何LDKのお部屋かです。間取りが分かると、写真に写っていない部屋がないか、全体の物量がどのくらいかの見当がつきます。間取り図があればその写真、なければ「2LDKのマンション」「4LDKの戸建て」と文字で添えていただくだけで十分です。

2. 大きな家具・大型冷蔵庫・マッサージチェア

全部の品物を1点ずつ撮っていただく必要はありません。料金と人数を左右するのは、大きな家具3〜4点と、大型冷蔵庫・マッサージチェアのような重い物です。正面から1枚、できれば横から1枚撮っていただくと、大きさと重さの見当がつきます。

キッチンに置かれた扉が5つある大型冷蔵庫(府中市の作業事例)

写真は府中市の作業事例で、キッチンに残っていた扉が5つある大型冷蔵庫です。このクラスの冷蔵庫は2人で運ぶ前提になるため、写真で事前に分かっていると人数を合わせて伺えます。

3. 搬出経路(廊下・玄関・ドア)

大きな物の写真と同じくらい大事なのが搬出経路です。品物そのものより、「その物がどこを通って外に出るか」で作業の手間が決まります。廊下の幅、曲がり角、玄関ドアの幅が分かる写真をお願いします。

左の写真は、大型冷蔵庫を玄関から出しているところです。ドアの幅に余裕がなく、本体を傾けて角が枠に当たらない角度で通しました。こうした場所が事前に写真で分かっていれば、当日あわてずに済みます。

4. 階段は「幅」と「曲がり」が分かる写真を

階段で運び出す場合は、階段の幅と途中で曲がっているかどうかが分かる写真をお願いします。まっすぐな階段なら通る家具でも、途中で折り返す階段では角がつかえて通らないことがあります。下の段から上を見上げる1枚と、上の段から下を見下ろす1枚があると、曲がりの具合がよく分かります。

急な外階段で2人がかりでガラス扉の食器棚を下ろす当社スタッフ(文京区の作業事例)

階段を通らない大きさの家具は、窓からの吊り下げや室内での解体をご提案することもあります。詳しくは「粗大ごみを自分で運べないときは?」で解説しています。

5. 家全体の片付けは「なるべく引いた写真」

一軒家やマンション1室をまるごと片付ける場合は、品物を1つずつ撮るより、各部屋を入口からなるべく引いて撮った写真のほうが役に立ちます。部屋の隅に立ち、反対側の角に向けて部屋全体が入るように撮ってください。床に置かれた物の量と、家具の数が一度に分かります。

無人のお部屋に残された棚などの家具と生活雑貨(豊島区の作業事例)

6. キッチンの扉の中は「どの程度か」が分かれば十分

キッチンの吊り戸棚や流しの下は、食器や調理器具がどの程度入っているかが分かれば十分です。すべての扉を撮っていただく必要はありません。代表的な扉を2〜3か所開けて撮っていただければ、全体の量を見積もれます。

7. 押し入れ・襖・クローゼットの中は「すべて」

キッチンと違い、押し入れ・襖・クローゼットの中はすべて開けて撮ってください。閉まったままだと、写真では壁や通路にしか見えず、中に何が入っているか分かりません。布団・衣装ケース・段ボールが奥までぎっしり入っていることも多く、ここが写っていないことが、当日に物量が増える一番の原因です。

8. エアコン・カーテン・天井の照明を外すかどうか

空き家や退去後のお部屋の片付けでは、エアコン・カーテン・天井の照明まで外すかどうかで、作業内容と時間が変わります。外す場合は、エアコンの室内機・室外機、照明、カーテンレールまわりの写真を添えて「外す/残す」をお知らせください。取り外しが必要な物は、作業スタッフ全員が見る予定表に書いてから伺います。

9. 戸建ては庭まわりと物置の中も

一軒家の場合は、家の中だけでなく庭まわりと物置の中も撮ってください。植木鉢・タイヤ・園芸用品・古い自転車などは、家の中の写真には写らないため見落とされがちです。物置は扉を開けて、奥まで見えるように撮っていただくと助かります。

10. マンションは「トラックからお部屋の扉まで」と養生の要否

マンションでは特に、トラックを停められる場所からお部屋の扉までの距離が想像できる写真が重要です。建物の前の道路、エントランス、エレベーター、共用廊下と、順番に数枚撮っていただくと、運ぶ距離と台車が使えるかどうかが分かります。トラックを停める場所が建物から離れていると、それだけ往復の時間がかかります。

あわせて、共用部の養生が必要かどうかも教えてください。床やエレベーターの養生は管理会社ごとに決まりが違います。分からない場合は、当社から管理会社に確認することもできます。

写真見積もりの流れ

  1. 写真を送る:上の10項目を目安に、LINEまたはメールでお送りください
  2. お見積り:写真から物量と作業人数を出し、金額をお伝えします。分からない所は追加で写真をお願いすることがあります
  3. 日程の決定:作業日と、残す物・回収する物を決めます
  4. 当日:現地で物量が写真と違った場合は、作業前に金額をご提示し、ご了承いただいてから作業します。作業後に追加で請求することはありません

よくある質問

Q. 写真は何枚くらい送ればいいですか?

数点の回収なら、品物ごとに1〜2枚と搬出経路の数枚で足ります。家全体の片付けなら、各部屋の引いた写真と収納の中、搬出経路で、20〜30枚ほどになることが多いです。枚数が多くても問題ありません。

Q. 写真見積もりだけで依頼できますか?

できます。下見なしで、写真見積もりだけで作業まで進めた例として「【東金市山口】戸建ての家財一式とエアコン2台を処分|写真見積りで下見なし・1日で完了」もご覧ください。物量が多い場合や、写真では判断が難しい場合は、現地でのお見積りをご提案することもあります。

Q. 立ち会いができない場合も写真見積もりで大丈夫ですか?

大丈夫です。不動産会社様・管理会社様からの空室の残置物撤去では、写真で物量と「残す物」を確認しておき、当日は立ち会いなしで作業することも多くあります。例として「【豊島区東池袋】無人のお部屋の残置物撤去」をご覧ください。

料金の目安は「不用品回収の料金相場|軽トラ・2トン車の「積み放題」は実際いくら?」で解説しています。写真がそろったら、お気軽にお送りください。

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