盛り塩・お供え塩の処分方法は?捨て方があったら教えて下さい

魔除けや厄除け、さらには縁起担ぎに効果のある盛り塩。また、神棚などに備える、お供え塩。
効果があるからやっている人もいますが、ちなみに処分の方法はご存知ですか?いくつかの方法があるので、盛り塩とお供え塩の処分方法についてお教えします。
盛り塩の処分方法に絶対のルールはない
盛り塩の処分方法として、絶対的なルールはなく、どのような処分方法でも問題はありません。そもそも盛り塩とは、邪気を払うためのもので、清めの塩としても使われます。
流し台から捨てても問題なありません。そのため、ご自身の捨てやすい方法で盛り塩を捨てるといいかと思います。
お供え塩は「捨てる」か「食すか」の2つ
盛り塩は邪気を払い、幸運をもたらす役割がありますが、お供え塩は神様に捧げる塩となっています。そのため、神様をどのような対象としてとらえているかによって、処分方法が異なります。
まず、「捨てる」場合には、仏教的な考え方であり、あくまで供養する目的のためにお供えします。そのため、食すことはせず、川や土地に捨てる方法が良いのです。一方、日本人の独特の考え方として「神人共食」と言う考え方もします。
この考え方にのっとれば、「お供え塩は食してこそ意味のあるものだ」と考えるため、食して処分するのが良いのです。
盛り塩もお供え塩も、厳密にはこだわらなくていい
「盛り塩」や「御供え塩」共に、厳密には捨て方にこだわらなくていいので安心してください。
例えば、神道的には1日と15日に処分し交換をする必要があるとされています。もちろん、神道を重く守っているご家庭であればこのルールを守る必要がありますが、普段意識していないのであれば捨て方にこだわらなくても問題ないでしょう。
そのため、ご自身が捨てやすい方法を見つけて捨てるのが一番となっています。