エレクトーンのおすすめ処分方法6選を紹介!

エレクトーンはサイズが大きく重いので、動かすのも一苦労。そんなエレクトーンを処分しようと考えた場合、「どのように処分すれば良いのだろう?」と悩みますよね。

エレクトーンの処分には、実はいくつかの方法があります。それぞれの方法によって特徴がありますので、自分に最適な方法を最適することが大切です。

今回は、エレクトーンの処分方法をご紹介します。

エレクトーンは粗大ごみとして出せない

処分方法を考えた際に最初に思いつくのは、「粗大ごみとして出せないか?」だと思います。しかしエレクトーンはほとんどの自治体では回収不可となっています。サイズが大きく重量もあるためです。

自治体に連絡すれば、「こちらでは処分できないので、指定の一般廃棄物収集運搬業者に依頼してください」という返事がほとんどでしょう。その場合、地元の指定業者を案内してくれます。

一部の自治体では、回収可能な場合もあります。しかし、ほとんどは処分場まで運搬する必要があり、解体が条件の場合もあります。運搬する手段や解体できない場合は要注意です。

自治体の指定業者に処分を依頼する方法

前述した通り、自治体に連絡すれば指定業者を案内してもらえます。そこへ連絡を取ることで、エレクトーンを回収処分してもらえます。

業者によって費用や回収方法はさまざまです。回収方法は持ち込みの他にも、戸別収集を行っているところもあります。回収料金には、基本料金や人件費が別途発生することも。事前にしっかりと確認しておきましょう。

各自治体に処分依頼する場合の相場費用

自治体に処分してもらう場合は、「粗大ごみ」として回収処分してもらえます。費用は手数料として約2,000~7,000円かかります。

◯東京都港区の場合

手数料は2,000円。処理場まで持ち込みなら1,000円。

◯東京都大田区の場合

大人2名で腰の高さまで持ち上げられるエレクトーンが対象。手数料は2,000円。

しかしエレクトーンはサイズが大きく重量もあるため、ほとんどの各自治体で断られてしまいます。実際に埼玉県朝霧市では、エレクトーンを粗大ごみとして収集処分してもらうことはできません。

その場合、回収業者に依頼することをおすすめされます。

リサイクル業者や買取業者に依頼する方法

リサイクル業者または買取業者に依頼することで、エレクトーンを引き取ってもらえるだけではなく買取してくれる可能性もあります。

ただし買取してもらえるエレクトーンは以下のようなものに限ります。

【買取可能なエレクトーン 例】

  • 人気モデル、最新モデル(STAGEA ELS-02、ELB-02、など)
  • 見た目の状態が良い
  • オプション品が付属している など

そのため10年以上前のエレクトーンや、不具合のあるエレクトーンの場合、買取はほぼ不可能となります。業者によっては、有料又は無料での回収、またはお断りとなるケースも。

古いエレクトーンの場合は、事前に見積りを取っておくと良いでしょう。

不用品回収業者に依頼する方法

以下のようなエレクトーンは、リサイクル店での買取や回収が難しいケースが多いです。

  • EL-900以下の古いモデル
  • 使用するのに問題がある(ペダルが欠けている、鍵盤が沈んでいる など)
  • 見た目の状態が悪い

その場合、不用品回収業者に依頼する方法があります。不用品回収業者であれば、古いモデルや状態が悪いものでも回収が可能です。自宅まで回収しにきてくれるので、運搬の手間も省けます。

ほとんどは有料回収となりますが、スタッフの人数やエレクトーンの設置場所などによって異なります。エレクトーンの回収費用について調査してみましたので以下を参考にしてください。

エレクトーンを回収処分するときに気になるのが、費用ではないでしょうか。

ここでは、エレクトーンを回収処分する際の費用を調査してみました。

方法は以下の2通りです。

  • 各自治体に依頼する方法
  • 回収業者に依頼する方法

これらの費用について、解説していきます。

回収業者に処分依頼する場合の相場費用

回収業者に依頼した場合、1台につき12,000〜20,000円が相場です。状況によっては追加費用が発生します。

  • 2階以上だと+3,000〜5,000円
  • 作業員1名追加で5,000円
  • 別途運搬費が必要な場合は5,000円

など

回収業者に依頼すればスタッフが運搬してくれるので、労力や手間を省くことができます。また運搬に必要となる大きな車も用意しなくていいので非常に便利です。

ただし業者によっては「2階以上に設置してある場合」「クレーン作業が必要になる場合」などは回収できないケースもありますので、事前によく確認しておきましょう。

当社パワーセラーにおいても、エレクトーンの回収を承っております。東京・神奈川・千葉・埼玉の対象エリアのお客様宅へと直接伺い、回収させていただきます。

回収業者をお探しなら当社におまかせ下さい
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また、新しいモデルで状態が良ければ買取も可能です。お電話いただければ無料でお見積りさせていただきます。

>>エレクトーンの買取についてはこちらをご覧ください<<

小売店に引き取ってもらえる場合がある

ヤマハの小売店や特約店、その他楽器屋では、エレクトーンの引き取りに対応している場合があります。処分だけを検討している場合は、購入した店舗に問い合わせてみるのがよいでしょう。

買い換えの場合には、引き取りにより次のエレクトーンをお買い得に購入できる場合もあります。値引き額を考慮すると他の処分方法より経済的な場合もあるので、次の楽器を購入しようとしている店舗に相談してみてください。

ネットオークションやフリマアプリで売却する

ヤフーオークションやメルカリなどのサービスを活用して売却するのもひとつの方法です。例えばメルカリの場合は、処分したいエレクトーンの情報を写真、売却希望額と共に掲載して買い手を募ります。エレクトーンを欲しがる人が価格に納得すれば成約し、売却ができます。

うまく買い手が見つかれば、リサイクルショップ・買取業者よりも高値で買い取れる可能性があります。また、店舗では古すぎて値が付かない商品に買い手がつくケースもあるでしょう。

一方で、古すぎる・故障しているなどネガティブな情報を隠して売却すると、あとでトラブルになるリスクがあります。買い手とのトラブルを避けるために、ネガティブな情報も合わせて正直に伝えることが大切です。

メルカリでのエレクトーン出品事例

2024年5月時点では、メルカリにて次のようなエレクトーンの出品事例があります。

YAMAHA EL-4007,000円
ヤマハYAMAHA EL-579,800円
【美品】YAMAHA ELS-01U78,500円
YAMAHAエレクトーン(椅子付き)45,000円
YAMAHA STAGEA ELS-01【イヤホン付き】39,000円

安いもので数千円、高いものでは5万円以上の値がつけられているものもあります。ただし、これらの価格は出品事例であり、実際にこの価格で成約するとは限らない点には注意しましょう。

寄付する方法もある

エレクトーンは、次のような団体で必要としているケースがあり、寄付を受け付けている場合があります。

  • 児童センター
  • 学童保育クラブ
  • 幼稚園
  • 保育園
  • 認定こども園

周辺の以上の団体に問い合わせるか、自治体に聞いてみましょう。広報誌などで寄付してくれる人を募っているケースもあるので、こまめにチェックしてください。

寄付の費用は?

寄付すること自体は無料でも、配送料を負担しなければならないケースが多いといえます。少々の金額を負担してでも社会貢献をしたいという方に、適した処分方法です。エレクトーンの配送料はサイズや自宅の設置場所、搬出の条件などにより異なります。

安いケースでも5,000円程度、高いと15,000円程度が目安です。また、島しょ部発着の配送は断られる可能性もあります。

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