ズバリ!物置を処分するのに最適な4つの方法・費用はコレだ!
経年劣化した物置が台風・地震などで倒壊してしまったら、その破片が自宅や隣家に飛んで二次被害を引き起こす可能性があります。また、物置に蜂の巣を作られたりしたら厄介ですよね!
物置の処分方法は分類すると主に2つあります。「自分で解体・運搬して処分する方法」か、「業者に依頼して処分する方法」です。
「どっちの処分方法が良いの…?」て、気になりますよね?
今回は物置の処分方法や費用を紹介しながら、最も最適な方法を伝授いたします!ぜひ、参考にしてくださいね。
目次
★不要となった物置をそのまま放置しておくのは危険です!★
物置を自分で解体・処分する方法
まずは、自分で物置を処分する方法についてご紹介します。
自分でやる処分方法としては、「解体してゴミ処分」または「メルカリまたはヤフオクにてそのまま出品」の2通りです。
◯スチール製で小型のものなら解体してゴミ処理が可能
もしも処分したい物置が「スチール製」「小型〜中型サイズ」「シンプル構造」であれば、自分で解体することができます。ドライバー・スパナなどの必要な道具を揃え、屋根の部分から下に向かって解体していきます。
ただ、物置の部品は結構な重量がありますから、できれば2〜3人で解体するのがおすすめです。
物置を解体できたら、大体は「粗大ごみ」として処分できるでしょう。市区町村によって決まりが違うので、捨てる前には確認してくださいね。
または、スクラップ業者へもっていき、回収してもらう方法もありますよ。こちらの場合、買取してくれるケースもあります。
しかし、物置の素材・サイズによっては分解が不可能なものが多いです。その場合、解体してくれる業者にお願いするしかありません。自分で物置を解体・処分するときには、かなりの手間と労力がかかってしまいます。
解体して粗大ゴミに出す場合の費用
解体した部品を粗大ゴミに出す場合には、自治体毎の粗大ゴミのルールにより費用が異なります。主要な都市の費用相場は次の通りです。解体がうまくいけば、低コストで処分できます。
自治体 | 回収品 | 相場料金 |
横浜市 | 最も長い辺が1m未満の物置 | 1,000円 |
最も長い辺が1m以上で解体済みの物置 | 1,500円 | |
大阪市 | スチール製組立式・解体済みの物置 | 1,000円 |
名古屋市 | 解体した状態にある物置 | 1,000円 |
自治体によってルールや価格が異なるため、かならず自分が住む自治体の粗大ゴミのルールを確認してください。
◯メルカリまたはヤフオクに出品する
小型で運送可能な物置であれば、ヤフオクまたはメルカリにてそのまま出品して処分する方法もあります。
す。運送方法で「配送不可(落札者自身に運搬してもらう)」に設定しておけば、発送する手間を省けます。またはヤマト便の「らくらく家財便」などを利用して、運送の労力を少なくする方法もありますよ。
ただし、必ず落札されるとは限りません!落札されなければいつまでも自宅保管です。売れても安い値段ですから、果たして労力に見合う利益になるかどうか?は疑問です。
メルカリの出品事例
メルカリをみると、実際に多数の物置や倉庫が出品されています。2024年2月12日現在の出品状況についてみてみましょう。
商品 | 出品価格 |
【在庫処分】物置収納庫 (幅90×奥行45×高さ84cm)【鍵付き/転倒防止設計/可動棚板付属】屋外用倉庫 HSSB-098 [ガーデンマスター] グレー | 16,618円 |
【数量限定】ガーデンマスター 屋外用倉庫 【鍵付き/転倒防止設計/可動棚板付属】 HSSB-0915(NV) (幅92.7×奥行49.5×高さ153.4㎝) 物置収納庫 ネイビー [山善] | 37,101円 |
【人気商品】頑丈 ガーデン/庭/田畑/農場 収納可能 防水/耐侯/鍵付き ドア 大容量 ベランダ 防さび おしゃれ 戸外収納庫 大型物置 スチール 倉庫 大型 屋外 物置 | 23,309円 |
【カンタン組立】大容量1000L 大型物置 簡易倉庫 屋外物置 物置 1979 | 54,800円 |
概ね1万円台後半~5万円台の出品事例が多くみられます。なお、いずれも送料は出品者負担となっているため、実際には梱包や運搬費用がかかることをおさえておきましょう。
また、いずれも出品事例であり、実際に成約に至ったわけではありません。買い手が付かなければ値を下げないと処分が実現しない点にも注意が必要です。
物置を業者に依頼して処分する方法
上記で紹介したように、自分で物置を解体したり処分したりしようと思うと、かなりの労力と手間がかかります。とても大変ですよね。おすすめは、業者に依頼して処分する方法です!
物置の処分を依頼できる業者は主に「リサイクル業者」「廃品回収業者」があります。
この中でもとくに最適な業者は「廃品回収業者」ですよ!
◯リサイクル業者に運搬して処分する
物置の回収・買取を受付しているリサイクル業者もあります。自宅まで回収してくれるところもあるでしょう。業者によってその買取金額は異なりますが、上手くいけば多少の利益にはなります。
ただし、その条件はとても厳しいです。
リサイクル業者で引き取ってくれる物置の条件
・状態が良い、古くない
・スチール製(木製はNG)
・有名メーカー
・持ち運び可能なもの など
リサイクル業者の買取事例
物置はリサイクル業者でも買取事例が複数あります。品質や使用状態が良い物置であれば売れる可能性は充分にあるので、解体し始める前に査定を依頼してみましょう。
物置の種類 | 買取価格相場 |
イナバ物置 | 15,000円~65,000円 |
ヨド物置 | 8,000円~50,000円 |
タクボ物置 | 6,000円~40,000円 |
サンキン物置 | 3,000円~18,000円 |
家庭で物置を処分するとなると、そのまま運搬するのは困難です。価格だけでなく出張査定や搬出対応の可否も確認したうえで、利用するリサイクルショップを選びましょう。
◯不用品回収業者に依頼して回収してもらう
物置を処分するのなら、不用品回収業者に依頼するのが最もおすすめです!
不用品回収業者では、たとえ状態の悪い物置や木製の物置でも処分・回収が可能です。解体やゴミの処理まで全てやってくれますよ。
これなら、自分で解体・処分するよりも手間がかかりませんし、リサイクル業者のように条件が厳しくもないので安心ですね。
費用はかかってしまいますが、労力や手間を考えれば安いものではないでしょうか。
不用品回収業者に依頼した場合の費用は、
・2名程度で運搬可能なもの「5,000円〜10,000円」
・大きくて解体が必要なもの「25,000円〜40,000円」です。
業者に処分を依頼した方が良いのはどのようなケース?
次のケースでは、自分で処分を進めるのは手間がかかるので、専門業者に依頼するのがよいでしょう。
- カビが生えているなど物置の劣化が激しい
- 物置の中も処分したい
- 解体した物置をゴミの日まで保管する場所がない
カビが生えているなど物置の劣化が激しい
劣化が激しい物置の解体を自分で対応するのは危険です。作業途中に倒壊すれば、大事故・大けがにつながるリスクもあります。またカビなどに浸食されている場合は、放置していると他の場所にまでカビの繁殖が進むおそれもあります。
このような物置は買取をしてもらうのも困難です。早めに不要品回収業者に依頼して、処分してもらうのが得策といえます。解体や不用品の専門業者に依頼すれば運搬も任せられるため手間なく安全に処分が可能です。
物置の中も処分したい
物置の中にもたくさん不用品がある場合、物置を解体しただけでは処分が完了しません。解体と不用品回収に一貫対応している業者なら、物置自体と中に入っている不用品を一括で処分可能です。
たとえばパワーセラーなら軽トラックや2tトラック1台分まで定額で処分してくれるサービスがあります。こうしたプランを利用すれば、リーズナブルに不用品をまとめて処分できます。
解体した物置をゴミの日まで保管する場所がない
解体したあとの部品を保管できない場合も、解体・不用品回収業者を利用するのが得策です。庭先に充分なスペースがないと、解体した後の部品の置き場に困ってしまいます。
その点、解体・不用品回収業者を利用すれば、ただちに物置を丸ごと搬出してくれるため、解体後の部品を保管する必要はありません。自宅の庭先スペースが限られている方も、解体・不用品回収業者を利用しましょう。
物置の処分方法を検討するうえでの注意点
物置の処分を検討するときには、次のような点に注意しましょう。
- 安全な人数・手順で解体
- コンクリートの基礎は産業廃棄物となる自治体が多い
- アスベストが使われた物置は専門業者に依頼を
- 粗大ゴミに出せる規格を確認する
- 必要な道具を揃える
安全な人数・手順で解体
物置の解体は素人が行うには重労働で危険を伴う作業です。自分で解体を試みる場合は、作業内容に見合った人数で取りかかり、手順を守りましょう。一人や少ない人数でむやみに解体すると、倒壊や金属破片によるケガの原因にもなります。
コンクリートの基礎は産業廃棄物となる自治体が多い
コンクリートの破片は、たとえ解体したとしても産業廃棄物扱いとなるケースが多いです。個人使用した製品が産業廃棄物になることはあまりないため、誤った方法でゴミに出さないよう注意しましょう。所有する物置が産業廃棄物に該当する場合には、必ず廃棄物の専門処分業者に依頼してください。
アスベストが使われた物置は専門業者に依頼を
アスベストが使われた物置の解体や処分は、専門業者に依頼してください。アスベストはかつて盛んに使用されていた建材ですが、解体する人体に有害な粉塵が発生します。素人がアスベストのリスクを回避して解体作業を進めるのは困難です。アスベストが使われた物置の解体はプロに任せましょう。
粗大ゴミに出せる規格を確認する
物置が粗大ゴミに出せるサイズなのかを確認しておく必要があります。コンクリートが使用されていなければ物置を粗大ゴミに出せる自治体は多いものの、たとえば次のような制約がつく自治体もあります。
- 組み立て式のスチール物置で、解体済みの物に限る
- 2mを超える廃材は切断する
粗大ゴミに出すうえでのルールを確認したうえで、ルールに沿って粗大ゴミに出しましょう。自力で粗大ゴミの規格に合う形で解体するのが難しい場合は、専門業者に処分を依頼してください。
必要な道具を揃える
物置の解体にはさまざまな道具が必要です。事前に取りそろえておきましょう。次の通り①必須のもの②あれば便利なもの③快適に作業するうえで必要なものをまとめました。
①解体に必須なもの
- 軍手
- スパナまたはレンチ
②あれば便利なもの
- ハンマー・バール・ペンチ
- 脚立
- 潤滑スプレー
- 電動ドライバー
③快適に作業するうえで必要な物
- 保護ゴーグル
- 防塵マスク
- ヘルメット
- 安全靴
物置の処分ならパワーセラーにご相談ください
以上、物置の処分方法について紹介しました。
自分で解体・処分するよりも不用品回収業者に依頼するほうが「手間がかからない」「どんな状態の物置でも大丈夫」「確実に処分できる」といったメリットがあって、おすすめですよ。
私たちパワーセラーでも、物置の処分・回収を承っています。
・木製の物置で解体出来ずに困っている
・一人で運搬もできないので処分に悩んでいる
・他の業者に依頼したら高かった
そのようにお悩みの方は、ぜひご相談ください。関東圏エリア(東京・千葉・神奈川・埼玉)エリアのお客様なら、都合が合えば最短即日の対応も可能です。
見積もりだけなら無料です。お電話(0120-85-2060)またはお問い合わせにて、ご連絡をお待ちしております。
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