消火器の処分費用はいくら? 5つの方法と料金相場を徹底比較

消火器の処分方法

古くなった消火器の処分にお困りではありませんか?消火器は自治体のごみでは回収できないため、専用の処分方法を知っておく必要があります。本記事では、消火器の処分方法5つと費用相場をわかりやすく解説します。

著者プロフィール
株式会社パワーセラー代表。リユース・リサイクル事業で「捨てずに活かす」を実践。不用品回収や遺品整理を通じて環境と社会に貢献。スーパーJチャンネルなどメディア出演も多数。詳細はこちら

消火器の処分方法5つ

消火器の処分方法は、大きく分けて以下の5つです。

  • ① 特定窓口に引取依頼または持ち込み
  • ② 指定引取場所に持ち込む(最安)
  • ③ ゆうパックで発送する
  • ④ ホームセンター等の販売店で買い替え時に引取
  • ⑤ 不用品回収業者に依頼(自宅まで来てくれる)

※消火器は自治体のごみ収集の対象外です。代わりに、消火器リサイクル推進センターが運営する「廃消火器リサイクルシステム」を利用して処分します。回収された消火器の9割以上は再資源化されます。

① 特定窓口に引取依頼または持ち込み

特定窓口とは、消火器販売店や防災事業者のうち、日本消火器工業会が委託した事業者です。全国に約5,000ヵ所あり、引取(訪問回収)と持ち込みの両方に対応しています。

費用は「リサイクルシール代+収集運搬費+保管費」がかかり、窓口によって異なります。最寄りの窓口は消火器リサイクル推進センター公式サイトの「特定窓口検索」で確認できます。

② 指定引取場所に持ち込む(最安)

指定引取場所は消火器メーカー営業所や廃棄物処理業者で、全国に約200ヵ所あります。持ち込めばリサイクルシール代のみで引取してくれるのが最大のメリットです(運搬費・保管費なし)。

ただし訪問回収は対応していないため、自分で運搬する必要があります。2010年以降に製造された消火器には新品時リサイクルシールが貼られているのでそのまま持込可能、それ以前の製造品は既販品用リサイクルシールの購入が必要です(指定引取場所での当日購入も可能)。

③ ゆうパックで発送する

2006年10月から、日本郵政グループは家庭用消火器のゆうパック回収サービス「エコサイクルセンター」を実施しています。

  • 申し込み:エコサイクルセンター 0120-822-306(平日10:00〜12:00、13:00〜17:00)
  • WEB申し込み:https://www.ferecycle.jp/
  • 料金:全国一律 6,270円(税込)(運送費・シール代・回収費を含む)
  • 申し込み後、専用箱が送られてくるので消火器を入れて郵便局に持ち込み

注意点:家庭用のみ(法人不可)、薬剤量3kgを超える消火器・据置式消火器は対象外、簡易郵便局やコンビニでは受付不可です。

④ ホームセンター等の販売店で買い替え時に引取

消火器を取り扱っているホームセンター等の一部では、新しい消火器を購入する際に古い消火器の引取に対応しています。無料の場合もあれば有料の場合もあるため、買い替え予定の店舗に事前にご確認ください。

⑤ 不用品回収業者に依頼(自宅まで来てくれる)

もっとも手軽で、自宅まで取りに来てくれるのが不用品回収業者への依頼です。複数本まとめて処分する場合や、他の不用品と一緒に処分したい場合に最適です。

こんな方におすすめ:

  • 自宅まで取りに来てほしい
  • 複数本まとめて処分したい
  • 古くて運搬が不安
  • 他の不用品(家具・家電など)と一緒に処分したい
  • 引越し・遺品整理・店舗閉店で大量に出てきた

ただし、不用品回収業者を選ぶ際は、必ず産業廃棄物収集運搬業許可や古物商許可を持ち、消火器リサイクル推進センターの「特定窓口」を経由した正規ルートで処分している業者を選んでください。無許可業者や悪質業者は不法投棄リスクがあります。

消火器の処分費用

消火器の処分費用

処分方法別の費用相場は以下の通りです。

処分方法費用相場こんな方に
不用品回収業者1本2,000〜2,500円+出張費他の不用品と一緒に、複数本まとめて
指定引取場所に持込500〜1,500円(シール代のみ)最安で済ませたい、自分で運べる
特定窓口に持込1,000〜2,500円(シール代+保管費)近所に窓口があり自分で運べる
特定窓口に訪問依頼2,000〜3,500円(運搬費含む)自宅まで来てほしい
ゆうパック回収全国一律 6,270円(税込)家庭用1本のみ、近所に窓口がない

2010年以降の製造品にはあらかじめ新品時リサイクルシールが貼られているため、シールを別途購入する必要はありません。それ以前の製造品は既販品用リサイクルシール代(500〜1,500円程度)が別途必要です。

朝霞市の特定窓口(例)

埼玉県朝霞市には、消火器の持ち込み回収を行える特定窓口が市内に3か所あります。費用は持込で1本1,500円前後、ゆうパック郵送で1本2,200円前後です。

  • ① 有限会社サンリード 朝霞営業所
    埼玉県朝霞市岡一丁目9-13 / TEL:048-468-6312
  • ② 株式会社ハウスメイトワークス 朝霞ベース
    埼玉県朝霞市本町1丁目36-13 / TEL:048-460-5100
  • ③ 防災設備奉仕会
    埼玉県朝霞市東弁財1丁目1-24 / TEL:048-466-9789

※ご利用前に必ず電話で営業時間・受付可否・料金をご確認ください。お住まいの自治体の窓口は消火器リサイクル推進センターで検索できます。

大量処分・面倒な場合はパワーセラーへ

店舗閉店・オフィス移転・遺品整理・建物解体などで消火器が複数本まとめて出てきた場合、ゆうパック(法人不可・3kg超不可)では対応できず、指定引取場所への運搬も大量だと現実的でない場合があります。

当社パワーセラーでは、東京・神奈川・千葉・埼玉の対象エリアで、ご自宅・店舗・オフィスまで消火器の回収にお伺いします。回収した消火器は、消火器リサイクル推進センターの特定窓口を経由した正規ルートで処分し、9割以上を再資源化しています。

  • 処分費用:1本あたり2,000〜2,500円+出張費
  • ご連絡いただければ即日対応も可能
  • 家具・家電・その他の不用品とまとめて引取可能
  • 産業廃棄物収集運搬業許可・古物商許可保有
  • 遺品整理店舗閉店オフィス整理にも対応

処分対象になる消火器・使用期限

以下のような状態の消火器は、処分の対象です。

  • 使用期限を過ぎたもの
  • 変形したもの
  • 凹みや傷、錆があるもの
  • 腐食しているもの

使用期限の目安は、業務用消火器がおおむね10年、住宅用消火器がおおむね5〜6年です。本体の表示銘板に「設計標準使用期限」「使用有効期限」として記載されています。

※2011年4月1日以降、製造から10年を超えた業務用消火器は耐圧(水圧)性能点検が義務化され、以後3年ごとの点検が必要です。

古い消火器を扱う際の注意

⚠ 古い消火器は絶対に自分で操作しない

総務省消防庁は、腐食が進んだ消火器は絶対にレバーを握ったり衝撃を与えたりしないよう公式に警告しています。古い消火器を見つけたら、必ず専門業者かリサイクル窓口に処分を依頼してください。

市販されている消火器の約83%は加圧式で、加圧式は使用時に一気に圧力がかかるため、腐食した本体だと破裂する危険性があります。過去には名古屋市で古い消火器を廃棄しようとレバーを握った男性が破裂事故で死亡、2021年5月にも姫路市の事業所で製造後30年以上経過した消火器が破裂し従業員が負傷する事故が起きています。

運搬時の安全対策

  • 安全栓があるか確認し、無ければストッパーをガムテープで固定
  • 強い衝撃を与えない
  • 中身が漏れている場合はビニール袋に入れて密閉
消火器の事故例イラスト
出典:総務省消防庁

エアゾール式(スプレー式)消火具・外国製は対象外

廃消火器リサイクルシステムの対象は国内メーカー製の消火器のみです。エアゾール式(スプレー式)消火具や外国製消火器は対象外なので、製造業者(メーカー)にお問い合わせください。製造業者が不明な場合は日本消火器工業会(代表電話 03-3866-6258)にご相談ください。

悪質な訪問販売・点検商法に注意

消火器に関しては、毎年全国で悪質な訪問販売・点検商法のトラブルが報告されています。

よくある手口

  • 消防署の方から来ました」と消防署員を装う
  • 「住宅にも消火器が義務付けられました」とウソをつく
  • 「お宅の消火器は10年以上経っているので交換が必要」と急かす
  • 「古い消火器を回収します」と訪問し、不当に高い処分料を請求
  • 事業所に「いつもの点検業者」を装って入り込み契約させる

消防職員や市役所職員が、個人宅や事業所を訪問して消火器を販売・点検することは絶対にありません。「消防」「市役所」を名乗る訪問者があった場合は、まず疑ってください。

対処方法

  • 身分証明書の提示を求める
  • あやしいと感じたらきっぱり断る
  • 契約書をよく読み、むやみにサインしない
  • 個人(一般家庭)なら契約日から8日以内ならクーリング・オフ可能
  • 消費生活センター(消費者ホットライン188)に相談

※法人(事業者)の契約はクーリング・オフ対象外なので、特にご注意ください。

パワーセラーの消火器処分サービス

当社パワーセラーは、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の産業廃棄物収集運搬業許可および古物商許可を保有し、創業22年・年間6万点以上の取扱実績を持つ不用品回収・買取業者です。

お預かりした消火器は、消火器リサイクル推進センターの特定窓口を経由した正規ルートで適切に処分しています。「古い消火器の処分が不安」「複数本まとめて処分したい」「他の不用品も一緒に」など、お気軽にご相談ください。少量で運搬可能な場合は店舗持ち込みにも対応しています。電話・LINE・お問い合わせフォームからの見積もり無料です。

>>東京・神奈川・千葉・埼玉エリアで消火器の回収処分はパワーセラーへ<<

よくある質問(FAQ)

Q. 消火器は自治体の燃えないごみとして捨てられますか?

いいえ、捨てられません。消火器は自治体のごみ収集の対象外です。「廃消火器リサイクルシステム」に基づき、特定窓口・指定引取場所・ゆうパック・販売店・不用品回収業者などの正規ルートで処分する必要があります。

Q. 消火器の使用期限はいつまでですか?

業務用消火器がおおむね10年、住宅用消火器がおおむね5〜6年です。本体の表示銘板に「設計標準使用期限」または「使用有効期限」として記載されています。

Q. 古い消火器のレバーを握ってガス抜きしてもいいですか?

絶対にやめてください。総務省消防庁は「腐食が進んだ消火器は絶対にレバーを握ったり衝撃を与えない」と公式に警告しています。古い消火器は必ず専門業者または公式の処分窓口に依頼してください。

Q. 不用品回収業者に消火器を依頼しても大丈夫ですか?

はい、ただし業者選びが重要です。産業廃棄物収集運搬業許可や古物商許可を持ち、消火器リサイクル推進センターの特定窓口を経由した正規ルートで処分する業者を選んでください。無許可業者は不法投棄のリスクがあるため避けましょう。当社パワーセラーは必要な許可を保有し、正規ルートで処分しています。

Q. リサイクルシールが無い古い消火器はどうすれば?

2010年より前に製造された消火器にはリサイクルシールが貼られていません。既販品用リサイクルシール(500〜1,500円程度)を消火器リサイクル推進センターまたは特定窓口・指定引取場所で購入し、貼ってから処分窓口に持ち込んでください。不用品回収業者に依頼する場合は、業者がシール代を含めて対応してくれることが多いです。

Q. ゆうパックでの回収料金はいくらですか?

全国一律 6,270円(税込)です。運送費・リサイクルシール代・回収費を含みます。ただし家庭用のみで法人は利用できず、薬剤量3kgを超える消火器や据置式消火器は対象外です。エコサイクルセンター(0120-822-306)にお申し込みください。

Q. 「消防署から来ました」と訪問販売がありました。買うべきですか?

絶対に買わないでください。消防職員や市役所職員が個人宅や事業所を訪問して消火器を販売することは絶対にありません。典型的な詐欺の手口です。きっぱり断り、不審な場合は警察(110番)または消費生活センター(188)にご相談ください。

Q. うっかり契約してしまった場合は?

個人の場合、契約書を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフ(契約解除)が可能です。最寄りの消費生活センター(188)にすぐご相談ください。法人の契約はクーリング・オフ対象外なのでご注意ください。

Q. エアゾール式(スプレー式)消火具の処分方法は?

エアゾール式消火具は廃消火器リサイクルシステムの対象外です。製造業者(メーカー)にお問い合わせいただくのが原則です。製造業者が不明な場合は購入店または日本消火器工業会(03-3866-6258)にご相談ください。

Q. 大量の消火器をまとめて処分したいです。

店舗閉店・オフィス移転・建物解体などで複数本まとめて出てきた場合、ゆうパック(法人不可)では対応できません。不用品回収業者へまとめて依頼するのが最も効率的です。当社では家具・家電・他の不用品とのセット引取で割安に対応し、消火器リサイクル推進センターの特定窓口経由で適切に処分しています。

不用品の持込処分

不用品の持込処分

朝霞市の川越街道沿いにある当店舗へのお持込処分の場合、
無料回収させて頂きます。

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