片付けが苦手な人のための克服法 ~「片付けられる人」になる!~

片付けが苦手だけど克服したい!
そんな人はまず、何からはじめたらいいのでしょうか?
「収納術を学んで、とりあえず散らかっているものを片付けて・・・」
そんな方はリバウンドしてしまいます。
大切なのは収納術を学ぶことではなく、自分の意識を変えること。
まずは以下のポイントを押さえて「いつでも片付けられる自分」に変身してください。
ポイント1:不要なものをため込まない自分になる
片付けの鉄則として「まずは不要なものを捨てる」という法則があります。
片付けられない人のほとんどは「捨てられない人」です。
まずは「不要なものを捨てられる自分」になりましょう。
一時的にいらないものを捨てられた!と思っていても、しばらくするとまた元に戻ってしまったりします。
それは捨てられる自分になっていない証拠です。
捨てられる自分になるには「愛着」と「執着」をしっかり見極めることが大切です。
愛着があると思っているものの中に「執着があって捨てられないだけ」のものはありませんか?
- もったいないから
- まだ新しいから
- いつか使うかもしれない
- 持っていることに満足している
これにあてはまるものはほとんど「執着」です。
特に「持っていることに満足しているもの」は要注意。
使わないし見ることもないけど、とにかく自分の近くに置いておきたい・・・それは本当に「愛着」と言い切れますか?
そのものを「持っていること」に執着していると、捨てられなくなります。
特にあてはまるのは洋服や古いCD、本など。
- その本は見直すことはあるか?持っていることに価値はあるのか?
- その洋服を着ることはあるのか?なぜ置いておきたいのか?
こんな風にひとつひとつ丁寧に自問自答していきましょう。
そして執着心を捨てて、捨てられる自分に変身してください。
モノへの執着心がなくなると、部屋の中は劇的に変わります。
ポイント2:後でやるクセから脱出
片付かない理由の一つに「後でやろう」という意識があります。
忙しい現代人はついつい片づけを後回しにしがち。
しかし、実際にやってしまえば5分で済んでしまうこともたくさんあるのです。
重い腰をおろす前にササッとやれば必ず部屋は片付きます。
- 買ってきたものを収納する
- タンスからいらない洋服を取り出す
- キッチンの道具を片付ける
どれも5分以内に済ませられます。
後回しにしないコツは、「帰ってきてから座る前に片づけをすること」。
帰ってきたら座る前に必ず片付ける!というルールを徹底的に守ることです。
人間は疲れて腰を下ろすと落ち着いてしまい、わざわざ片付けのために腰をあげたりはしません。
買ってきたものはもちろんですが、家の中をキレイに保つには毎日どこかを片付けておけば散らかった部屋になりません。
帰ってきてから座る前に後回しにせず、1日1つは片付ける。
これを習慣化しましょう。
ポイント3:一度「理想の片付いた部屋」を一気に作り上げる
よくある片付け術に「無理せず少しずつやりましょう」と書いてあるものがあります。
しかし、片付けの習慣がない人がちょっとずつやるのはムリです。
少しやってはまた散らかり、という悪循環を生み出すだけです。
ですから、まずは「すべて出して不用品を捨て、片付いた部屋を作る」これを実行しましょう。
洋服、CD、古い本などから始まり、キッチン回り、その他もろもろのものを何日かかけて整理していきます。
アイテムごとに「すべて出して不用品を捨てる」を繰り返し、必要なものだけになったら収納します。
基本的にはこれを繰り返すだけで片付いた部屋が出来上がるはずです。
最初は時間がかかっても構いませんから、あきらめずアイテムごとに片付けていきましょう。
そして片付いた部屋が出来上がったら、それをキープ&見直しをしていくだけです。
キープするのはポイント1・2を守っていれば問題ありません。
見直しは家族構成が変わった時や季節ごとの洋服の見直しのタイミングで行います。
片付けのポイントはちょっとずつではなく「一気に行う」こと。
少しずつやろうとすると失敗することが多いので「この1週間は片付けウィーク!」と決めて部屋全体を片付けていきましょう。
片付けが苦手な人のための克服法
- 不用品をため込まない自分になる!
- 後でやるクセをなくして「すぐに片付ける」
- 片付ける時は一気にきれいな部屋にする
いかがでしたでしょうか?
片付けが苦手な方はぜひ参考になさってください。
この3つを守るだけできれいな部屋が出来上がるはずです!
「もうどうしても無理…」という方は不用品回収業者に頼むのも一つの手です。
当社では不用品回収のベテランスタッフが瞬時にお片付け。部屋の片付け業者におまかせするなら是非当社へご依頼ください。
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