冷蔵庫の処分方法7選!有料処分でなく買取になる冷蔵庫はどんなもの?

冷蔵庫の処分方法7選と、有料処分でなく買取になる冷蔵庫の条件についても解説します。

洗濯機の処分方法5選と費用相場を、後悔しないためのポイントとあわせて解説します。

冷蔵庫の処分方法と費用
臺 真樹

著者プロフィール|臺 真樹(うてな しんじ)
株式会社パワーセラー代表。創業22年(2005年創業)、リユース・リサイクル事業で「捨てずに活かす」を実践。不用品回収・遺品整理を通じて環境と社会に貢献。テレビ朝日「スーパーJチャンネル」等メディア出演多数。古物商許可 431090015198/産業廃棄物収集運搬業許可(4都県)/あいおいニッセイ同和損害保険 上限1億円加入。詳細はこちら

不要となった冷蔵庫をいざ処分しようと思うと、その方法に悩む人も多いでしょう。実は、冷蔵庫は粗大ごみとして捨てることはできません。自治体では処分を受付してくれないので、その他の方法で処分する必要があります。ここでは、処分方法や費用について詳しく解説します。

冷蔵庫を廃棄する場合の方法4選

電源が入らない、機能が故障している、経年劣化でサビや匂いがひどい冷蔵庫は、捨てて処分しましょう。廃棄方法は主に4つあります。なお、冷蔵庫を捨てる前には「家電リサイクル法」について理解しておきましょう。ほかの大型ごみの捨て方とあわせて知りたい方は、粗大ごみ処分方法ガイドも参考にしてください。

家電リサイクル法について理解しよう

家電リサイクル法とは、冷蔵庫や冷凍庫・エアコン・テレビ・洗濯機の処分方法を定めた法律です。これらの家電には再利用できる資源が含まれているため、その資源を取り出してリサイクルを推進する目的があります。冷蔵庫はこの家電リサイクル法の対象となるため、粗大ごみとしては出せません。

家電リサイクル法の対象家電の主な処分方法は、「家電量販店や電気店に回収を依頼する」「自分で指定場所に持ち込む」の2通りです。前者は手間がかからず簡単で、後者は費用を安く抑えられます。処分する際にかかる費用には「リサイクル料金」と「収集・運搬費用」の2種類があります。リサイクル料金は必ず支払う費用で、家電の種類・メーカー・容量などによって異なります。

冷蔵庫のリサイクル料金

参考:冷蔵庫の場合のリサイクル料金(主要メーカー)は以下のとおりです。

容量リサイクル料金(10%税込)
170リットル以下3,740円
171リットル以上4,730円

※2026年時点の価格です。指定法人扱いメーカーは5,200円/5,600円など、料金が異なります。
収集・運搬費用は、家電量販店や電気屋に受け渡す際に必要となる費用です。自分で指定場所まで運搬する場合は必要ありません。

処分方法1:自分で指定場所まで持ち込む

冷蔵庫を処分するには、指定引取場所に持ち込む方法があります。自分でそこまで冷蔵庫を運搬すれば処分が可能です。主な流れは以下のとおりです。

  1. 郵便局にて家電リサイクル券(料金郵便局振込方式)をもらい、必要事項を記入。窓口に提出して、リサイクル料金を支払う
  2. 振込済みの家電リサイクル券を持って、指定引取場所へ持参する

必要な費用は、冷蔵庫のリサイクル料金と振込手数料(〜数百円)くらいです。指定引取場所は、家電リサイクル券センターの指定引取場所検索で確認できます。自分で冷蔵庫を運搬する手間はありますが、「運搬料」がかからないため費用を安く抑えられます。この処分方法は「料金郵便局振込方式」と呼ばれます。

処分方法2:家電量販店や地元の電気屋さんに回収してもらう

大手家電量販店や地元の電気屋さんでは、処分する冷蔵庫を回収してくれるところもあります。ほとんどの店舗では「新しい冷蔵庫(または家電製品)を購入したとき」に受付してもらえるケースが多く、新しい冷蔵庫を購入予定ならおすすめです。買い替えでない場合でも、家電リサイクル券の登録業者であれば、指定のリサイクル料金と収集・運搬料金を支払うことで回収してもらえます。収集・運搬料は店舗によって異なりますが、相場で2,000〜2,500円ほどです。この処分方法は、小売店を通す「料金販売店回収方式」と呼ばれます。

家電量販店での冷蔵庫回収

①家電量販店(ヤマダ電機)に聞いてみました

ヤマダ電機は大まかに「ヤマダ電機での買い替え時に頼んだ場合」と「買い替えずにヤマダ電機に回収のみを頼んだ場合」とで値段が変わります。171リットル以上(リサイクル料金4,730円)の例で見てみましょう。

依頼方法内訳合計(税込)
ヤマダ電機での買い替え時に依頼リサイクル料金4,730円+収集運搬料2,500円7,230円
買い替えずに回収のみを依頼リサイクル料金4,730円+収集運搬料2,500円+訪問回収費2,750円9,980円

このように、買い替え時か回収のみかで支払額が大きく変わります。収集運搬を佐川急便に依頼することもできますが、その場合もリサイクル料金とは別途、訪問回収費(2,750円)が加算され、合計9,980円ほどかかります。

②町の電気屋さんに聞いてみました

対象家電製品の収集・運搬協力店は自治体ごとに多数あり、リサイクル料金+各店舗によって値段が変わるとのことでした。安い運搬業者を探すには、自ら電話をして聞くのが一番です。贔屓にしている町の電気屋さんがいれば、交渉次第で安くしてくれる可能性もあります。また、運搬・回収までを一手に引き受けてくれる不用品回収業者に依頼する方法もあり、手間がかかりません。

処分方法3:リサイクルショップに依頼する

リサイクルショップの中には、冷蔵庫の処分回収を受付しているところがあります。出張回収に対応していれば、自宅から出ることなく処分が完了します。ただし処分費用は高くなり、相場で数万円ほどです。手間がかからない方法なので、費用に余裕があり、少しでも手間を省きたい方におすすめです。買取に対応する店舗はリサイクルショップ一覧も参考にしてください。

冷蔵庫の水抜き・処分前の準備

処分時の注意点
冷蔵庫を運搬して処分する前には、水抜きをしておきましょう。水抜きとは、冷蔵庫内にある水が溜まっているお皿から水を捨てることです。水抜きしておかないと、運搬時に水が漏れてしまう可能性が高くなります。なお、作業をする前にはコンセントを抜いて電源を完全に切ってから行いましょう。

処分方法4:不用品回収業者を利用する

不用品回収業者を利用すれば、冷蔵庫の処分をスムーズに完了できます。あらかじめ予約すれば自宅までスタッフが来訪し、冷蔵庫の搬出・運搬にも対応してくれます。大型の冷蔵庫でも手間なく処分できるのが魅力です。小型の冷蔵庫の場合は、処分施設や事務所に持ち込むことで処分費用を抑えられる場合もあります。各社の料金やサービスは不用品回収業者の比較一覧もご覧ください。

パワーセラーの場合、冷蔵庫の処分費用は無料〜12,000円となっています。ただし、出張処分の場合は最低料金8,000円〜10,000円が適用されます。冷蔵庫以外にも不用品があるなら、まとめて処分したほうがお得な場合もあります。たとえばパワーセラーでは、軽トラック1台分25,000円、2tトラック1台分50,000円の定額サービスを実施しています。引越しや遺品整理でまとめて処分したい場合にも便利です。

悪質な不用品回収業者に要注意

「無料回収」をうたってトラックで巡回する業者や、極端な格安をうたう業者の中には、一般廃棄物収集運搬の許可を持たない無許可業者が含まれます。無許可業者に渡すと、不法投棄や積み込み後の高額請求といったトラブルにつながるおそれがあり、回収後に排出者(依頼した側)の責任が問われるケースもあります。依頼の際は、古物商許可や産業廃棄物収集運搬業許可などを保有する正規の業者かを必ず確認しましょう。パワーセラーは古物商許可(431090015198)・産業廃棄物収集運搬業許可(4都県)を保有し、損害保険(上限1億円)にも加入しています。

冷蔵庫の回収・買取はパワーセラーへ
冷蔵庫の回収・買取はパワーセラーへ

冷蔵庫を売却する場合の方法3選

処分する冷蔵庫が価値の高いものであれば、売ることも可能です。処分できるだけでなくお金も手に入るのでお得です。どのような冷蔵庫が売れるのか、どのような売却方法があるのかを解説します。

どんな冷蔵庫なら売れるの?

以下のような冷蔵庫であれば、売却できる可能性が高いです。

  • 製造年月日が新しい(小型冷蔵庫は5年以内)
  • 容量が多い(400L以上の大家族向けほど高価になりやすい・8年以内)
  • 人気メーカー(日立・パナソニック・シャープなど)
  • 見た目がきれい、清潔
  • 洗濯機など他の家電とまとめての場合(出張買取業者が見つかりやすい)

とくに「大容量で元値が高い」「製造年月日が1〜3年以内」「新品同然の見た目」であれば、高額で売れる可能性が高くなります。逆に、「一人暮らし用」「キムチやタバコの匂いがある」「製造年月日が5年以上」となると、場合によっては売れないこともあります。冷蔵庫が売れるかどうか・どの程度で売れるかは、売却方法によっても異なります。

冷蔵庫の売却・買取

売却方法1:ネットを利用して自分で売る

冷蔵庫を一番高く売るなら、インターネットを利用した売却方法が最適です。冷蔵庫を売却できるサービスにはヤフオク・メルカリ・ジモティーなどがありますが、おすすめはヤフオクです。ヤフオクは入札形式のため、価値の高い冷蔵庫ほど入札が多くなり、価格が高くなりやすくなります。一番のメリットは高く売れる点ですが、出品から落札後の対応、運搬・梱包・トラブル対処まですべて自分で行う必要があり、多くの労力と時間がかかる点はデメリットです。

売却方法2:リサイクルショップなどの業者で査定してもらう

リサイクルショップでは、冷蔵庫の処分回収のほかに買取を行っているところもあります。査定してもらいたい冷蔵庫を持ち込み、査定額に納得できればそのまま売却できます。出張査定や買取に対応していれば、自ら運搬する必要がないので便利です。ただし買取査定額は相場よりも低くなりやすい傾向があります。ショップ側も再販して利益を出す必要があり、人件費もかかるためです。購入価格の3〜4割くらいが買取価格の相場です。

冷蔵庫の買取はパワーセラーへ
冷蔵庫の買取はパワーセラーへ

売却方法3:ネットオークション・フリマアプリを利用する

ネットオークションやフリマアプリを利用して高値での売却を狙う方法もあります。ヤフオクやメルカリなどは、売却したい商品を写真や商品概要とともに掲載して買い手を募れます。買い手が見つかれば、リサイクルショップよりも高値で売れるチャンスがあるのが特徴です。たとえば、メルカリでは次のような出品事例があります。

商品例出品価格
三菱電機 大型冷蔵庫 MR-R47Z-F 465L 6ドア 大容量37,700円(税込・送料込み)
シャープ冷蔵庫 SHARP 179L 一人暮らし38,500円(税込・送料込み)
ニトリ 2ドア冷凍冷蔵庫 NTR-10614,200円(税込・送料込み)
パナソニック ノンフロン冷凍冷蔵庫 NR-B176W-S7,000円(税込・着払い)

高いものでは数万円の価格帯で出品されています。なお、買い手がつかない限りは売却できないため、処分完了まで時間がかかる可能性がある点には留意しましょう。また、不良品を売却すると後でトラブルになる恐れもあります。商品概要には冷蔵庫の情報を正確に記載し、ネガティブな情報を隠す・虚偽の情報を書くといった行為は絶対に避けましょう。

売る前の準備を忘れずに!

冷蔵庫を売る前にしっかりと準備をしておけば、少しでも高く売ることができます。

  • 見た目を綺麗にする(湿らせた布で軽く拭くだけでOK)
  • 付属品を揃える(取扱説明書・保証書・備品 ほか)
  • 複数の店舗で見積もりを取る(ショップで査定してもらう場合)

また、売るにしても処分するにしても、次の準備を必ず済ませたうえで当日を迎えてください。

  • 製氷機内の水・氷も含めて、中を完全に空にする
  • 電源プラグは前日までに抜いて電源を落としておく
  • 棚板・パーツはテープで止める

冷蔵庫は保冷機能が維持された状態では運搬しづらいため、前日までに電源を落としておくのが親切です。中は付属の棚板などのパーツ以外を完全に空にしたうえで、食品で汚れていればふき取るなどして清掃しておきましょう。冷蔵庫の運搬は業者にとっても重労働となるので、当日の作業がスムーズに進むよう下準備をしておいてください。

冷蔵庫の処分に関するよくある質問

冷蔵庫は粗大ごみとして捨てられますか?
いいえ。冷蔵庫・冷凍庫は家電リサイクル法の対象品目のため、粗大ごみや不燃ごみには出せません。指定引取場所への持ち込み、買い替え時の量販店引き取り、家電リサイクル券登録の電気店、不用品回収業者などを通じて、リサイクル料金を支払って処分します。
冷蔵庫のリサイクル料金はいくらですか?
主要メーカーの場合、170リットル以下で3,740円、171リットル以上で4,730円が目安です(税込)。指定法人扱いメーカーは5,200円/5,600円など、料金が異なります。これに加えて、店舗回収では収集・運搬料(相場2,000〜2,500円ほど)がかかります。
一番安く処分する方法はどれですか?
収集・運搬料がかからない「自分で指定引取場所へ持ち込む方法」が最も安く、リサイクル料金+振込手数料(数百円)で済みます。ただし、自分で運搬する車両と人手が必要です。運搬が難しい場合は、買い替え時の量販店引き取りや不用品回収業者が現実的です。
処分前に水抜きや霜取りは必要ですか?
はい。回収当日までに中身をすべて取り出し、製氷皿の水や霜を溶かして水抜きをしておきましょう。前日までに電源を抜いておくと、霜が溶けて当日の水漏れを防げます。棚板などのパーツはテープで固定しておくと安心です。
どんな冷蔵庫なら買取してもらえますか?
製造から年数が浅く(大型は8年以内・小型は5年以内が目安)、容量が大きい、人気メーカー(日立・パナソニック・シャープなど)、外観がきれいといった条件を満たすと買取が期待できます。買取が難しい場合も回収には対応しています。
大型で重くて自分で運べない場合はどうすればいいですか?
運搬手段がない、階段の上げ下ろしが難しいといった場合は、買い替え時の配送同時引取か、不用品回収業者の出張回収が安心です。パワーセラーでも東京・神奈川・千葉・埼玉エリアで出張回収・買取に対応しています(0120-85-2060)。料金表もご確認ください。

まとめ

冷蔵庫は家電リサイクル法の対象です。そのため処分するときには、指定場所まで持ち込むか、対応できる電気屋さん・量販店・不用品回収業者に依頼します。状態が良くて再販できるものなら、売却して処分すれば処分と同時にお金も手に入るのでおすすめです。

当社パワーセラーでは、東京・神奈川・千葉・埼玉の対象エリアの冷蔵庫リサイクル回収を行っております。お客様宅まで出張して回収しますので、サイズの大きい冷蔵庫もお任せください。さらに、買取可能な冷蔵庫なら高価買取も可能です。製造からおおよそ5年以内で人気の国産メーカーなら、高い査定額を付けさせていただきます。料金の目安は料金表でご確認いただけます。お電話(0120-85-2060/10:00-18:00 年中無休)でもお気軽にどうぞ。

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