タイヤの処分方法4選|料金相場をホイール付きに分けて解説。

中古のタイヤを処分しようと思っても、いざという時どうやって処分したらよいか、と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
廃タイヤは粗大ゴミとしての回収は不可能で、一般的にはタイヤ販売店やカー用品店などで回収してもらうのが処分の基本です。
今回の記事では、タイヤの処分方法について詳しく解説します。タイヤの処分で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
- タイヤ販売店で処分
- カー用品店で処分
- ガソリンスタンドで処分
- 不用品回収業者で処分
タイヤの処分方法を紹介

タイヤの処分方法に関しては、以下の4つの方法があります。それぞれの方法について、以下で詳しく解説していきましょう。
①タイヤ販売店で処分
注意点としては、タイヤについているホイールの有無か、車から取り外す必要があるかどうかで手数料として追加費用がかかります。
もし安い費用で処分してもらう場合、必ず車から取り外すか、ホイールを外した状態で持っていきましょう。
②カー用品店で処分
古いタイヤを新しいタイヤに交換してもらう際、お店によってはカー用品店で処分してもらえます。店舗によっては、タイヤを買わなくても交換が可能で、気軽に処分の依頼が可能です。
カー用品店の処分も、タイヤ販売店の処分と同様に、車から取り外す必要がある場合とホイールの有無で手数料がかかる可能性があります。
できる限り安い費用で引き取ってもらう場合、車からタイヤを外してホイールを外した状態で引き取ってもらいましょう。
③ガソリンスタンドで処分
ガソリンスタンドによっては、タイヤの回収や処分が可能です。パンクやスタッドレスタイヤの交換が可能なガソリンスタンドでは、これらのサービスが可能なところがあります。
ただし全国どのガソリンスタンドでも可能ではなく、セルフ式のガソリンスタンドなどでは対応できません。
有人のガソリンスタンドでは、車検やタイヤ交換を行っているところが多いので、タイヤ交換を考えているなら気軽に相談してみましょう。
④不用品回収業者で処分
複数のタイヤを処分してもらいたい場合は、不用品回収業者で処分してもらいましょう。手間をかけずに短時間で処分したい方には、最適な処分方法としておすすめです。
回収業者によっては、タイヤをトラックで運び出すこともできます。ただし、処分費用とは別に運搬費用がかかりますので、処分を考えている際はこれらの費用の支払いも頭に入れておきましょう。
運搬してもらう場合、タイヤの量に関係なく持っていってもらえることから、複数のタイヤを処分したいと思ったらおすすめです。
タイヤの処分にかかる費用は?
タイヤの処分にかかる費用は、サイズやホイールの有無によって料金が異なってきます。カー用品店で処分をしてもらう場合、平均価格はタイヤのみの処分なら13〜14インチで300円、16インチで500円〜700円です。
もしホイールが付いた状態で処分してもらう場合、取り外し費用として500円〜1,000円ほどかかります。
ガソリンスタンドで処分をする際の平均価格は、タイヤのみなら13〜14インチで300円、16インチで500円〜700円とカー用品店とほぼ変わりません。
処分方法 | タイヤのみの処分費用 | ホイール付きの場合 | その他費用 |
---|---|---|---|
カー用品店 | 13〜14インチ:300円/本、16インチ:500円〜700円/本 | 取り外し費用:500円〜1,000円/本 | – |
ガソリンスタンド | 13〜14インチ:300円/本、16インチ:500円〜700円/本 | 店舗による (無料の場合あり) | – |
不用品回収業者 | 4本で4,000円〜6,000円/台 | 回収費用に含まれる | 出張料、運搬費用 |
店舗によっては、アルミホイール付きタイヤを無料で引き取ってもらえる場合があります。不用品回収業者に回収してもらう場合は、業者によっても異なりますが、4本で平均で4,000円〜6,000円です。
業者にタイヤを運搬してもらう場合は、回収費用に加えて出張料や運搬費用がかかります。
このため回収業者を利用すると、ガソリンスタンドやカー用品店と比べると費用がかかりますが、回収から運搬まで全てを任せられるのが強みです。
タイヤの処分は法律で決められている?
タイヤの処分方法は法律で決まっていて、自治体での回収はできません。タイヤはゴムやワイヤーを使用していることから、廃棄物処理法(法第6条の3)に基づく特定適正処理困難物として指定されていて、家庭ゴミと同様に処分ができません。
家庭から排出される一般廃棄物としてのタイヤは、タイヤの販売店が責任を持って処理を引き受ける必要があります。タイヤ販売店がお客様から引き受けたタイヤを処分する場合は「産業廃棄物」としての処理を行います。
まとめ
当社パワーセラーにおいても、廃タイヤの回収を行っています。東京・神奈川・埼玉・千葉の対象エリアのご自宅まで、当社のスタッフが直接伺って回収可能です。
ご連絡いただければ、迅速に対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください!

関連記事
-
どうやるの?原付やバイクの詳しい処分方法や書類手続き等をご紹介
「もう乗らなくなった原付やバイク、どうやって処分しよう?」 原付きやバイクの処分方法には、廃棄・売却の2通りがあります。状態に合わせて処分方法を選択すれば、お得に廃棄・売却が可能です。ただし、処分前には必要な手続きがありますので注意しましょう。 ここでは、原付きやバイクの処分方法について、詳しく解説します。 原付・バイクの廃棄方法 ひどく故障している・サビが酷い、などの理由でもう乗れない原付やバイクは、廃棄しましょう。 廃棄方法は、業者に依頼する方法が主になります。詳しい方法は以下を参考にしてください。 一部の自治体では原付を粗大ごみとして出すことも可能 一部の自治体では、原付を粗大ごみとして受付しているところもあります。たとえば岐阜県岐阜市では、原付本体を粗大ごみにて有償で処理が可能です。 しかし、このように粗大ごみとして受付して
-
缶だけ?廃オイルも?バイク用オイルの捨て方
エンジンオイルやギアオイルなど、バイクをメンテナンスするときに使うバイク用オイル。もちろん、オイルを使いきる場合が多いでしょうが、中にはハイオイルが残って処分に困っているユーザーさんもいるはずです。そこで、バイク用オイルの処分方法をご説明していきます。 缶だけならゴミ処分も可能 バイク用オイル缶で、「廃オイルが残っていない場合」であれば、基本的には自治体の「資源ごみの日」で処分することが出来るようになっています。ただし、事前にオイルをふき取ったりして、なるべく綺麗にした状態でオイル缶を捨てるようにしましょう。また、こうしたオイル缶だけの場合でも、自治体によっては資源ごみとして処分できない場合もあります。そのため、ご自身で清掃局などに確認を取ると確実に処分することが出来ますね。 廃オイルがあるなら地域のガソリンスタンドへ 廃オイルが残っている場合には、地域の
-
車のパーツを処分する方法5選を詳しく解説。タイヤ、マフラー、バンパー、エアロパーツ、シートなど
車をカスタムしたり、修理したりすると出てくるのが、不要となったパーツですよね。このパーツの処分でお悩みの方は多いのではないでしょうか? ここでは、ゴミとなった車パーツの適正な処分方法について解説していきます。 車のパーツは自治体で処分出来ない 車のパーツには、大きく分類すると以下のような種類があります。 ◯樹脂パーツ ボディパーツ、内装パーツ、テール、バンパーなど ◯金属パーツ ホイール、フェンダー、ドア、マフラーなど ◯ゴム製品 主にタイヤ ◯その他パーツ バッテリー、窓ガラス など このようなパーツは、残念ながら自治体のゴミとして出すことはできません。小さなパーツであれば「不燃ごみ」などで回収してもらえる可能性はありますが、ほとんどのパーツは自治体のゴミ処理施設では「適正処理困難物」として扱
-
車のバッテリーはどう捨てればいい?処分方法をお教えします
車のバッテリーは消耗品で、通常は最低3年で交換する必要があります。他にも頻繁にバッテリー上がりを起こしたり、エンジンのかかりが遅い場合も、買い替えのタイミングです。 新しいバッテリーを購入しても、古いバッテリーをどう処分すればいいか迷ってしまいますね。 今回の記事では、車のバッテリーの処分方法と、その注意点について詳しく解説します。 車のバッテリーを処分するには? 実際に車のバッテリーを処分する上で、はじめて処分する方にとっては、どのようにしていいかわからないと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 ここからは、車のバッテリーを処分するには、どのようにしたら良いかを詳しく解説します。バッテリー回収で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。 バッテリー処分のタイミング バッテリーを処分するタイミングは、平均的に見ても3年程です。
-
ライターの処分方法|不要になったライターの捨て方の手順を徹底解説。
タバコを吸うときに便利なライター。このライターの正しい処分方法はご存知でしょうか?捨て方が分からずに溜め込んでしまい、気づけばライターのゴミの山に…なんて人もいるかもしれません。 ここでは、ライターの正しい捨て方を種類ごとにご紹介します。処分方法をきちんと守り、安全にライターを捨てましょう。 ▼この記事でわかる内容 まずはライターの種類を確認する ライターの処分方法 ライターの種類別のガス抜き方法 捨てる以外の方法も検討する >>当社でもライターの不用品回収が可能です<< まずはライターの種類を確認する ライターには、大きく分けて次の3種類があります。 ライターの種類 使い捨てライター ガス注入式ライター オイル式ライター 種類①|使い捨てライター 最も一般的なライターで、1
-
水性や油性ペンキの処分費はいくら?費用相場をお教えします
ペンキを回収してもらうときには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、自治体や業者に依頼した際のペンキ回収処分費用を調べてみました。 自治体に回収してもらう場合の費用は? 自治体では多くの場合、ペンキ材料が少なければ、中身を不要な紙や布で拭き取って乾燥させたら燃えるゴミ・残った缶は燃えないゴミとして処分できます。 “中身のペンキは不要な紙や布に染み込ませてから中身の見える袋又は容器に入れ「燃やすごみ」の日に集積所にお出しください。 容器の缶は中身の見える袋に入れて「燃やさないゴミ」の収集日に集積所にお出しください。” 引用:東京都中央区 東京都目黒区・武蔵野市・三鷹市・神戸市などでは、上記のような方法で処分することが可能です。 ただし、ペンキの中身が大量に余っていたり未開封の場合は回収してもらうことは難しいです。東京都江東区・杉並区・